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J1リーグ 第17節
6/25(土) 19:00 @ パナスタ

G大阪
3
1 前半 1
2 後半 2
試合終了
3
名古屋

Preview 試合プレビュー

青黒の“至宝”、再びの旅立ちを前に

2016/6/24 6:00

■ガンバ大阪
宇佐美ラストマッチ。勝ち点3で花を添える

 前々節の浦和戦(1○0)に快勝した流れを継続し切れず、前節・鳥栖戦(1●2)では痛恨の逆転負けを喫した。1stステージの戦いを象徴するように、好ゲームと凡戦の入れ替わりが続くG大阪。1st最終節となる名古屋戦は本来であれば、2ndステージの開幕に向けてはずみをつける、という程度の立ち位置に過ぎない一戦だった。しかし、宇佐美のアウクスブルク移籍決定によって、特別な意味合いを持つことになった。「これだけチームに貢献してくれた選手。勝って送り出したい」(キム・ジョンヤ)。20日、宇佐美は完全移籍でクラブを去ることが発表された。11年にバイエルン・ミュンヘンに期限付き移籍したときと異なって、完全移籍でクラブを離れる背番号39にとってラストマッチとなるのが名古屋戦だ。
 降格圏間近の名古屋は尻に火がついた状態で、士気高く大阪の地に乗り込んで来るだろうが、G大阪にとってもかつて「至宝」と呼ばれた男を勝利で送り出すべく特別な思いでこの一戦を迎えることになる。
 宇佐美の移籍がメンタル的には追い風となるG大阪だが、ピッチ内には不安材料も点在する。右内転筋を痛めて離脱した岩下は今節の欠場が濃厚。さらに米倉も22日の練習で足を痛め、出場が微妙な状態だ。9得点を叩き出しているシモビッチという絶対的な得点源を持つ名古屋に対して、最終ラインの踏ん張りは不可欠。シモビッチ封じのカギを握るキム・ジョンヤは「空中戦でまず負けない。そしてこぼれ球も大事になる」と自戒する。
 宇佐美のラストマッチで場内が独特な雰囲気になることは必至。試合後に予定されるセレモニーに花を添えるためにも勝ち点3がマストになる。(下薗 昌記)


■名古屋グランパス
1stステージ最終節にして訪れた最大の試練

 内容を向上させた前節・柏戦(1△1)でも危機感をぬぐい去ることはできなかった。何しろ、名古屋はリーグ戦では7試合勝ちがない状況。ピッチでの悔しさは、結果を出すことで晴らすしかない。
 低空飛行の背景にある一つの理由は、状況に応じた戦い方の柔軟性を欠いていることだ。ポゼッションと前からのプレッシングを戦いのベースに置く名古屋だが、攻撃ではボールをつなぐことにこだわり過ぎてゴールに迫れない。また、守備では運動量の落ちる後半に連動性を欠いてしまう状況が続く。柏戦で出た課題は後者。3試合ぶりの得点を記録するなど攻撃面には光明が差したものの、後半になると前線が攻め残る形で全体が間延びし、劣勢の時間にゴールを守り切れなかった。好調時はコンパクトな陣形を保った状態で前からのプレスとブロック守備を使い分けることができていた名古屋。前からボールを奪いに行く守備を90分維持することは難しく、現在は攻撃陣だけが前掛かりにプレスを掛けていく場面も多いだけに、時には全体が下がって対応することも必要だろう。理想のスタイルがうまくいかなかったときの意思統一と修正力は、今節も欠かせない。
 そしていまはチームとしての総合力が問われる局面でもある。柏戦で左太もも裏を痛めたシモビッチと左ひざ痛の田口が22日までの練習を室内で調整しており、今節の出場が不透明な状況。彼らと入れ替わるようにして明神が復帰を果たしたが、「シーズンは11人では戦えない」(小倉監督)ことを示さなければいけない。1stステージ最終節にして訪れた最大の試練。勝負にこだわる姿勢を全員で示し、一枚岩となって8試合ぶりの歓喜をつかみたい。(村本 裕太)

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