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J1リーグ 第17節
6/25(土) 19:00 @ JITス

甲府
0
0 前半 1
0 後半 2
試合終了
3
広島

Column 試合前コラム

[広島]2トップ2シャドーは最適解となるか

2016/6/24 11:30

 前節・浦和戦(4●2)の逆転勝利の起因となった佐藤の投入と2トップ2シャドーへのシステム変更を、森保監督は今節・甲府戦でも継続する意向だ。「いまのチーム状況を考えたとき、最も力を発揮できる形」と森保監督は話し、[3-5-2]でもトレーニングを行っている。5年目の指揮を執る森保監督はこれまで試合途中にシステムを変えることはあっても、スタートから[3-4-2-1]以外を選択することはなかった。システム変更を指揮官が思案するに至った要因は、離脱者が多いことに加えてFWタイプの選手が多いというチーム事情もある。
 現在、攻撃の柱はピーター・ウタカだ。有能なフィニッシャーであり非凡なキープ力とチャンスメーク力も有す背番号9は先発から外せない。よって1トップを維持するならば佐藤と皆川をベンチに座らせなければならないが、この選択肢が浦和戦の佐藤の活躍であまりにもったいないことが示された。また、今節・甲府戦は押し込む時間が長くなることが想定できるため、前線を厚くするのは効果的な策。2トップ2シャドーにすれば必然的にクロスや縦パスを入れる的が増えるため、相手もマークすることが難しくなる。
 しかし、前線に人数が多くなれば後方は手薄になる。「守備の比重は大きくなる」と塩谷が語るように、ストッパーの攻撃参加は自重してリスクを管理しなければならない。甲府が狙っているのはクリスティアーノの個人突破を主としたカウンターだ。カウンターのケアを常に頭に入れながら戦うことになれば、後ろからの上がりによる、攻撃を加速するスイッチが入りにくくなることも想定される。リスクも少なくないチャレンジだが、2トップ2シャドーが機能すれば今季の攻撃陣の戦力をより引き出すことが可能になる。今節は今後を占う意味でも興味深い一戦になる。 ( 寺田 弘幸)

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