序盤から激しい攻め合いとなったが23分、水戸はCKから三島が巧みな動き出しでヘディングシュートを決めて、先制に成功した。さらにその直後、湯澤が左サイドのドリブルからクロスを上げると、逆サイドから入り込んだ白井がダイレクトで合わせた。今季、先制した4試合をすべて勝利している水戸が前半に2点をリードした。
攻めるしかなくなった山形は後半開始から大黒、佐藤優平を投入。テンポアップした攻撃の中、56分にディエゴのミドルで1点を返すと、64分にはけがからの復帰戦となる荒堀を右SBでピッチに送り込んだ。
山形は状況によっては、1バック田代の前にアルセウ一人を置くリスキーな形で攻め込んだが、シュートで終わることができず、逆に水戸のカウンターから何度もゴールを脅かされた。しかし、そこで守護神・山岸がことごとく立ち塞がる。しのぎ続けた山形は84分、荒堀のクロスから川西が頭で合わせて同点に追い付き、そのままドローで試合を終えた。
後半、リスクを冒し攻撃に人数をかけた山形だったが、シュート数は結局得点を挙げた2本のみ。対して水戸はカウンターなどから再三決定機を迎えたが、いずれも最後のところでGK山岸の好セーブに阻まれた。ともに勝ち点1を分け合ったが、後半もシュート9本、CK8本と多くのチャンスを作った水戸の側により悔いが残る結果となった。(佐藤 円)