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J2リーグ 第20節
6/26(日) 18:00 @ ニッパツ

横浜FC
1
0 前半 0
1 後半 0
試合終了
0
町田

Report マッチレポート

三ツ沢の空を制したジャンボなヘッド

2016/6/29 6:00

Photo: Atsushi Tokumaru

ここぞの大久保投入。中田監督の見極めが的中

 就任して2試合目の横浜FC・中田監督は試合後、「本当にゲームプランどおり。やったぜ、という気持ち」と胸を張った。実際のところ、横浜FCが主導権を握っていた時間は10分程度しかなかった。シュート数も横浜FCの5本に対し、町田は11本。それでも横浜FCはしたたかに勝ち点3を奪ってみせた。
 横浜FCのゲームプランとは、できるだけ長い時間を失点ゼロでしのぎ、後半途中から大久保とイバの2トップで勝負を懸けること。もちろん早く先制できるにこしたことはないが、町田のコンパクトな守備ブロックを崩すのは難しく、実際に前半はシュート1本に抑えられている。寺田と中里のボランチが高い位置で前を向けず、ビルドアップはSBで頓挫。後半開始からの10分間には立て続けに決定機を作られ、ペナルティーエリアに釘付けにされた。
 ただ、劣勢の中でも、指揮官は「町田も焦れてきている」と見た。そして57分、満を持して大久保を投入。ここから劇的に流れが変わる。フレッシュな状態で現れた巨漢FWへのロングボールが続き、町田の守備ラインが下がった。コンパクトさを誇った町田の守備ブロックは間延びし、カウンターからピンチを招いて浮き足立つ。横浜FCはそのスキを見逃さない。68分、ここまで高い位置でフリーになる場面はほとんどなかった寺田が、左サイドから完璧なクロスを大久保に合わせ、ワンチャンスをモノにした。
 残り時間、再び主導権を握り猛攻をしかけた町田だったが、焦りの色が濃い力攻めはことごとく青色の壁にはね返される。横浜FCは75分に田所を2回目の警告で失うが、大久保を中盤に下げる全員守備でしのぎ切った。町田にとっては受け入れがたい敗戦に違いないが、横浜FCにとっては会心のゲームだった。(芥川 和久)

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