総合評価19/50点
『GOOD』プランがハマったときの試合運びは迫力満点
素早くスペースを突いて攻める形がスタンダードとなり、容易にボールを失わないレアンドロとペドロ・ジュニオールの2トップは対戦相手の脅威となり続けた。
[4-4-2]で組むブロック守備においても、前線のチェイス、中盤の連動、最終ラインの押し上げで作るコンパクトな陣形を体現。相手の巧みなボール回しに外されてもMFとDFで組む[4-4]のブロックが良い距離感を維持してボールを回収し、2トップが速攻をしかけて勝ち点につなげた。そのプランが機能すれば攻守の迫力は満点だった。
『BAD』良いときと悪いときの差がハッキリし過ぎる
プランがハマらない時間帯の対処法に乏しく、良いとき悪いときの差があまりに激しかった。ネルシーニョ監督が用兵などを駆使して好転させることもあったが、それも限定的。選手たちが思い切って別の選択肢を実行できなかったとも言える。良い時間帯なのにあっさり失点してしまったことも勝ち点を積めない要因だった。
また、得点力も安定しなかった。2トップ重視の戦術の中で攻撃がパターン化した面は否めず、バリエーションを使う考え方はあったがフレキシブルに実行し切れなかった。(小野 慶太)