■モンテディオ山形
第19節で松本に0-1と競り負けて迎えた前節、前半で水戸にいきなり0-2とリードされ、後半に追い付いたものの、勝ち点1止まりとなった。
要因は一つではないが、長くメンバーを固定化したことで連係が深まった一方、慣れから果たすべき役目を怠ったり、緩くなっている部分も見られる。チームがこれまで大事にしてきた切り替えの速さ、球際の強さ、ハードワークなどベースの部分を再度確認し、ネジを巻き直す必要がある。そしてそれこそが、爆発力のある山口の攻撃を封じる有効な手段となる。来週半ばには延期されていた第10節・熊本戦も控えている。勝ち点を積み上げ、遠く離れた上位陣との差を一歩でも二歩でも縮めるのがこの連戦のミッションとなる。(佐藤 円)
■レノファ山口FC
ミスで自滅した前節・清水戦(0●4)からのリカバリーが優先事項。一朝一夕に修正ができるわけではないが、アプローチの判断や切り替えなどの戦術面に加えて、メンタル面でも気持ちを上向きにして試合に臨みたい。ただ、北谷が出場停止となり、ユン・シンヨンと新しく入る選手との連係を1週間で深められるかが難題だ。
攻撃面でもFWにボールが入らず、シュートにさえ持ち込めない試合が目立ってきた。前線の活動量の減少が一因で、1トップの岸田は「動いていると相手もつかまえにくい。止まることなく動き続けたい」と話す。山形の厳しいチェックを受ける前に前線が動き、良い状態で庄司からの縦パスやサイドからのクロスを受けられるかが得点へのカギとなる。(上田 真之介)