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J2リーグ 第21節
7/3(日) 18:00 @ Ksスタ

水戸
2
2 前半 0
0 後半 3
試合終了
3
松本

Column 試合後コラム

[松本]反町監督の決断。2枚替えが大逆転への布石

2016/7/6 11:30

 前半を終わって0-2という苦境からの大逆転勝利。松本にとっては劇的過ぎる勝ち点3となったが、前半の内容を見る限りでは手放しでは喜べない。指揮官の言葉を借りれば、「前半と後半でまったく違うチームになった」からだ。
 今季の松本はポセッションサッカーに取り組んでいるが、集中を切らさない堅守でリズムを作り、運動量や球際の強さで相手を凌駕するのが“基本スタイル”。しかし前半はうだるような暑さもあってか選手の動きは総じて鈍く、前線から精力的にプレスを掛ける水戸の前に後手に回った。中盤はボールを簡単に失い、サイドから幾度も好機を作られてしまう。DFのクリアミスを湯澤に拾われて先制を許すと、課題のセットプレーから追加点を奪われる。前半だけ見れば今季最悪の内容と言ってよかった。
 そこで反町監督は、ハーフタイムに大きな決断を下す。安藤とパウリーニョの投入である。反町監督は試合後の会見で「(前半限りで退いた)山本と那須川の出来は悪くはなかった」と前置きしつつ、パウリーニョのボール奪取力と安藤の創造性に懸けたと説明する。結果的に、この選手起用で流れは一変。中盤は活性化し、サイド攻撃が機能して前への推進力は増した。そこから後半に3得点を挙げる“大逆転劇”が幕を開けることになった。
 とはいえ先述のように勝ったから良し、とはいかない。1点目と2点目に関与した飯尾は「やるべきことができなかったすべての原因は自分たちにある」と前半の不甲斐なさに唇をかみ、決勝点を叩き出した高崎も「こういう試合をしていては上位には行けない」と厳しい表情。前向きに反省ができるのも勝ち点3を得たからこそだが、敵地での勝利の味は甘くもあり、ほろ苦くもあった。 (多岐 太宿)

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