調子が上向きかけている金沢と4連敗中の讃岐の一戦。けがによる離脱者が多く、チーム事情が厳しい讃岐。一方、金沢は今季初めて前節と同じ選手が同じポジションで先発した。
試合は立ち上がりから互いに“先に失点しない”意識が強く、リスク管理を徹底。まずは前半無失点を目指して試合を進めていく。
讃岐はビルドアップを試みるも、金沢のサイドハーフからけん制され、最終ラインでボールを回しているだけにとどまる。やむなく前線にロングボールを送っても、良い形でFWに収まらない。一方の金沢はときおりカウンターでゴールを目指した。しかし、讃岐は帰陣が速く、守備に人数を割いており、攻撃はスローダウンを余儀なくされた。
スコアレスのまま試合は後半へ。讃岐は50分にカウンターから高木がシュートを放ったが、GK原田欽がキャッチ。結果的に讃岐はこれがラストシュートとなり、90分を通じたシュート数はわずか2本に終わった。
65分、金沢は新戦力の中美を投入。中美はファーストプレーで相手をかわしてクロスを上げてチャンスを演出。だが、中で合わせた富田のヘディングシュートは枠を捉えない。劣勢の讃岐は、永田がピッチに入ってから若干盛り返したがシュートには至らず。終盤は金沢のセットプレー攻勢を受けたが守り切り、試合は0-0のままタイムアップ。勝ち点1を分け合う結果となった。(野中 拓也)