柏は怒涛のリーグ戦5試合完封勝利を達成した際も、相手に研究され思うように勝ち点を伸ばせなかった1stステージ終盤も、目の前の試合に勝つことは大切としながらも、その1試合のために何かを施すのではなく、「ACLに出て、勝つ」ためのサッカーを目指して、ここまで積み上げてきた。
来季、その目標を達成するためにも2ndステージはとても重要であり、サポーターもそれを十分に理解している。 2ndステージの開幕戦を週末に控えたある日、練習場脇の金網に掲げられていた横断幕。そこにはサポーターからの激励のメッセージが書かれていた。
「今日から死に物狂いで勝ち続けろ! 2nd獲りに行くぞ!」、「来年ACLで戦う柏を思い描け!」、「絶対ACL出るぞ!」
これは選手たちの目にしっかりと刻まれており、「あれ(横断幕)はこの前の試合でも選手が通る通路にもあったけど、そこに絡んでいかないといけない」と大谷が言えば、「練習場の脇にあった横断幕に書かれたように、最低でもACLの出場権獲得を目指してやっていきたい。このクラブに戻ったからにはタイトル獲得というのは非常に意識している」と柏に復帰したクリスティアーノもACLへの思いを語った。
また、前節・新潟戦(1●0)のキックオフ前、選手たちがウォーミングアップのためにピッチに現れた際の「ACLコール」も、選手たちの心に響いている。
「ここ何試合かあのコールをしてくれていて、自分たちも気合いが入っていた。本当にサポーターのみなさんには感謝しているし、ACL出場を目指して頑張りたい」(中谷)。「サポーターがACLに出たいという気持ちを示してくれたことで、この順位に満足してはいけないという気持ちにさせられた。みんなでチャレンジしていきたい」(栗澤)。
18試合を終わった時点で、年間勝点7位に位置しているが、残り16試合を“まだ”と取るのか、“もう”と取るのか。来季ACLに出場するために大きな分岐点となる今節・浦和戦。柏は選手、スタッフ、そしてサポーターが一丸となって挑む。(須賀 大輔)