現有戦力の底上げ+ブラジル人アタッカー獲得?
「(浅野)拓磨がいなくなるのは間違いなくチームにとって痛い」(森保監督)。浅野のアーセナル(イングランド)移籍(2nd第4節・横浜FM戦が広島でのラストマッチ)がチームに与える影響は甚大だ。
ただ、「広島の中心選手としてチームを引っ張っていく存在になってほしいと思っていた」と森保監督も話すように、それは即戦力と言うよりも将来的な意味合いのほうが大きい。今季の1stステージで浅野が先発出場したのは3試合。もちろん昨季から途中出場で決定的な仕事を果たしてきたジョーカーを失うダメージは大きいが、茶島、宮吉といった十分にメドの立つ戦力も控えている。チームの根幹を揺るがすほどの影響はないだろう。「森島も良いプレーをしている」と指揮官はルーキーの名前も挙げ、「これまでどおり、いる選手で最大限の力を発揮していきたいと思っているし、『やってやろう』という野心を持った選手たちでチーム力を上げていければ」と落ち着いた口調で語った。
とはいえ、クラブは水面下でブラジル人の左利きアタッカーの獲得にも動いている。まだ20代前半の若い選手で国外移籍は初めてのため即戦力となるかは不透明だが、新外国籍選手がチームの競争力を高める存在となれば、2ndステージの広島はより面白くなる。(寺田 弘幸)