湘南のルーキー・神谷がプロ初アシスト
ともに2ndステージ初勝利を狙うチーム同士の一戦は、先制点を守り切ったアウェイ・湘南がモノにした。
ボールを保持しながら攻撃のタイミングをうかがう新潟と、プレッシャーを掛けボールを奪おうとする湘南という構図の中、攻守の切り替えの速さから湘南がチャンスをつかむ。ボールを受けた山崎を素早く3人で囲い込みファウルを誘うと、これで得たFKから先制点が生まれる。32分、神谷が蹴ったボールに、ファーサイドのアンドレ・バイアがドンピシャのヘディングでゴール。「狙ったところに蹴られたし、バイアさんもしっかり合わせてくれたので、良いゴールだった」(神谷)。高卒ルーキーが、4試合ぶりの先発起用に、アシストという結果で応えた。
だが新潟も焦れずにパスワークから反撃を狙う。37分には小林の縦パスを合図に、加藤、指宿、レオ・シルバがワンタッチで中央を崩しゴールに迫るが、指宿のミドルシュートは惜しくも枠外。48分、山崎のスルーパスに反応した指宿の前には、坪井が立ちふさがる。自陣にブロックを敷いた湘南を崩せずに時間が過ぎるが、83分には、後半から投入された3人が躍動。野津田のCKのこぼれ球を、松原がゴール前へ浮き球のパス。飛び込んだラファエル・シルバがダイレクトで合わせたが、これも決めることができなかった。
新潟は2試合連続、セットプレーからの失点で敗戦となった。再三チャンスに絡んだ指宿も「いくらゲームを支配しても勝てなかったら意味がない」と厳しく振り返った。一方の湘南も、「自分たちがやりたいサッカーを抑えられてしまった。次は内容と結果が伴った勝ち方がしたい」(高山)と満足した様子はなかった。(野本 桂子)