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J1リーグ 第3節
7/13(水) 19:00 @ ニッパツ

横浜FM
3
0 前半 1
3 後半 1
試合終了
2
神戸

Preview 試合プレビュー

主役を狙う横浜FM。2トップで3連勝へ

2016/7/13 6:00

Photos: Getty Images
■横浜F・マリノス
現状の力を把握する意味でも格好の相手

「これ以上ない、良いスタートを切れた」(中町)。
 横浜FMは湘南と福岡にいずれも3-0の完勝を収めて2ndステージ首位タイに立っている。年間勝点で下位に沈んでいる2チーム相手だが、中町の言葉どおりこれ以上のスコアはないだろう。FW陣がしっかり結果を残し、守備陣が鉄壁を築く。成功体験を積み重ねることで1stステージ11位に終わったチームは自信を取り戻していくはずだ。
 もっともパーフェクトなスコアに、内容は比例していない。「2連勝したけど内容は乏しい」と厳しい口調で話したのは攻撃の核へと成長した齋藤だ。良い形で先制点を奪えているからこその結果でしかなく、2試合とも前半は相手に主導権を握られていた。一歩間違えばまったく違う結果だったかもしれない。
 ただし、齋藤はこうも言っている。
「これから内容が向上していくかもしれない。その可能性を信じてやっていきたい」
 システムを2トップに変更したことで、縦方向への鋭さは確実に増した。相手の背後を狙うランニングが増えたことでギャップが生まれやすくなっている。齋藤やマルティノスがインサイドに入る回数も多くなり、コンビネーションが生まれやすくなった。
 ただし、失ったものもある。中村を意図的に先発起用しないことでボールポゼッションの時間は減少傾向にある。自陣からパスをつないで攻める回数が減り、ミス絡みのボールロストが目立っている。それでも失点せずに2試合連続で完封勝利を飾れているのは、相手の拙攻に助けられたという側面が確実にある。
 直近2試合で対戦したチームよりも力が上であろう神戸に対してどこまで通用するか。現状の力を把握する意味でも格好の相手と言えるだろう。好調を維持する小林祐三は「3連勝すると選手もスタッフもクラブもその気になる。その気になりたい」と意気込む。神戸に勝利することで今後の展望が開けてくる。(藤井 雅彦)

■ヴィッセル神戸
安易な失点を避け、追加点をしっかり決める

 前節・鳥栖戦(2△2)は、先制後に一度は逆転されたが再び追い付くというシーソーゲームだった。神戸が理想とする素早い攻めからの得点を記録した一方で、後半開始早々の失点など、功罪の両面がピッチで起きた90分だったとも言える。“良いとき”の攻守の激しさは観衆を魅了するが、“悪いとき”は味方をサポートできない距離感の中で戦ってしまっている。鳥栖戦を振り返った渡邉は、「悪いときに自滅しないことも大切。賢くやるところがウチらには足りていない。それができれば簡単に負けない試合を続けられる」と実直にチームの戦い方を見つめる。安易な失点を回避し、追加点をしっかり決めること。課題を受け止めながら渡邉は今節への士気を高めた。
 11日は、控え組中心に神戸U-18と45分×1本の練習試合を実施。戦列復帰した岩波がCBで出場し、快速右SBの藤谷も復帰を果たした。さらに、期限付き移籍で加入した橋本は左SBで出場し、落ち着いたプレーを披露。また、ここ最近は右SBで練習試合などをこなしてきた増山は本来の右サイドハーフで出場した。増山は右SBを経験したことで、ボールの受け方や「守備も以前より良くなった感触がある」と手ごたえを語る。出場機会が少ない選手も多い中で、各自が成長を目指して練習と試合のサイクルを過ごしている好例だ。暑さ真っ盛りの練習場で、それぞれがたくましさを存分にアピールしている。
 横浜FMとは1st第13節(0●1)で対戦。中村のFKから栗原に決勝ゴールを奪われたが、そのリベンジを果たしたい一戦となる。鳥栖戦で同点ゴールを演出した小林成豪は「横浜FMの守備は堅いが、1枚はがせばチャンスになる」と、しかけへの意欲をのぞかせる。2ndステージは開幕戦(甲府戦・3◯0)で勝利し、前節は引き分けた神戸。「相手の調子は良いが、自分たちも悪くない」と渡邉は語る。推進力を持って、大切な17分の1の試合を歓喜とともに乗り越えたい。(小野 慶太)

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