前節・徳島戦(0△0)を累積警告のため欠場したFW永井が復帰し、6月に期限付き移籍加入したDF坂井が出場した長崎と、故障からレオナルド・ロシャが復帰した岐阜。後半戦へ役者がそろったチーム同士の激突は、長崎が永井の2ゴールで岐阜を振り切り、昨季の11月に行われたJ2第41節・C大阪戦(2○0)以来となる239日ぶりのホーム勝利を飾った。
立ち上がりから素早い攻守の切り替えでペースをつかんだ長崎は、22分に田中達也の突破から失点を許したものの33分、ゴール前で前田が放ったシュートのこぼれ球を永井が冷静に押し込み同点。さらに52分にも岐阜DFの間にあるスペースを「狙っていた」という永井が、田中裕人のスルーパスに反応して再びネットを揺らし2-1と逆転。終盤、長崎は今季ホーム初勝利のプレッシャーのためか受け身になってしまったが、最後まで集中を切らすことなくプレー。
一方の岐阜は、立ち上がりの[3-5-2]から[4-4-2]、[4-3-2-1]と目まぐるしくシステムを変えていったが、「試合が始まったときからおかしいと思った」(ラモス監督)というリズムを修整できぬまま、個で勝負することしかできず。岐阜は今季2度目の3連敗を喫し、順位を15位に落としてしまった。(藤原 裕久)