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J2リーグ 第23節
7/16(土) 18:00 @ 正田スタ

群馬
0
0 前半 1
0 後半 1
試合終了
2
C大阪

Column 試合後コラム

[群馬]群馬に迫り来る危機

2016/7/18 11:30

 決定機ゼロ。これほどまで何もできないとは想像していなかった。群馬は立ち上がり早々にセットプレーから失点すると、自信満々で攻め込んでくるC大阪のオーラに圧倒されて“ヘビに睨まれたカエル”となっていく。
 自陣深くでボールを奪っても次の瞬間に奪い返されて、再び攻撃を受ける展開。ボランチの松下を警告累積で欠く戦いだったとはいえ、あまりにもひ弱な戦いぶりだった。前半は0-1で乗り切ったものの、45分で大差がついてもおかしくない内容だった。
 驚いたのは、チームから「サイドの守備対応が曖昧だった」、「丸岡がどう動くか分からなかった」という声が漏れてきたこと。試合中にベンチから多くの声が飛んでいたが、あとの祭りだった。服部監督は日々、「相手のことを考えて頭でっかちになるよりも自分たちの戦いをすることが大切だ」と持論を展開しているが、C大阪との戦力差を考えれば戦術面での工夫が必要だった。ジャイアントキリングは徹底した情報分析と練られた戦術の上に成り立つものであるということを理解しなければいけない。
 昨季C大阪、千葉ら格上を“ダブル”で仕留めるなど、上位キラーぶりを発揮して名を馳せた群馬だが、今季は上位陣に手も足も出ないゲームが続いている。運は昨季で使い果たした。服部監督は「今季は前へ行く力、ドリブルの力が足りない。どんな形であれ、無失点で耐えて勝機を狙うことが必要だ」と苦戦の要因を話すが、格上を倒すというチャレンジャーズスピリットを欠いているのも事実だ。
 今節の結果、21位の群馬は最下位・金沢に勝ち点で並ばれた。残留争いのライバルクラブは実績ある選手の補強でチーム強化を図るが、群馬は補強こそしたが枚数をそろえただけの印象は拭えない。クラブには問題が山積するが、選手の闘争心に火をつけなければ、05年から12年在籍したJ2に別れを告げなければならなくなるだろう。(伊藤 寿学)

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