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J1リーグ 第4節
7/17(日) 18:00 @ JITス

甲府
3
1 前半 2
2 後半 1
試合終了
3
鹿島

Report マッチレポート

希望は見えたか。甲府が1st王者から1ポイントを奪う

2016/7/20 6:00

想定外の甲府先制で始まったシーソーゲーム

 格上の鹿島をホームに迎える甲府のゲームプランは0-0の状態を長く続けることだったが、3分に稲垣が先制点を“挙げてしまう”。このゴールを決めた稲垣は試合前に、「どれだけ堅く入れるか。0-0でいって最後にオープンになればチャンスがある。そこに活路を見いだすしかない」と口にし、冗談っぽく「早い時間に点を取ると逆に厳しくなる」と話していた。
 その予想どおり、失点後、鹿島のアグレッシブスイッチがオンになる。ここ2試合、安定感が高まっていた甲府の守備は、鹿島の右サイドを起点とする攻撃で崩される。まず6分に杉本がリーグ戦初ゴールを決めてすぐに同点に追い付くと、その後も右サイドで裏に飛び出す土居を効果的に使って猛攻。10分に再び杉本、22分に遠藤と決定機を作り、すごみを見せ付けた。逆転ゴールは27分に遠藤がFKから決めるが、37分の金崎のヘッドも決定的場面だった。甲府は前半2失点でしのいだものの、3連戦をほとんど同じメンバーで戦った選手たちにとってハーフタイムが2時間くらい必要な状態でロッカーに消える。
 後半も立ち上がりから鹿島が押し込むが、前半と同じく早い時間に決めたのは甲府。50分、橋爪のFKを黒木がヘッドでゴール右スミに流し込んで同点。鹿島の格からすれば前・後半の立ち上がりに年間17位の甲府に決められるということは大きなショックだったはずだ。さらに、甲府の新加入FWドゥドゥの特徴を捉え切れずに苦戦していると、69分にはそのドゥドゥが植田と西の緩いマークをターン一発でかわして逆転ゴールを決める。この得点によってパッションでスタジアムが満たされる。しかし、ドゥドゥが直後に足をつって倒れ込むと、集中力のエアポケットの間に甲府は失点。
 その後、崩れそうで崩れなかった甲府は残り時間をのらりくらりとしのいで鹿島から貴重な勝ち点1と残留への希望を手にすることに成功した。(松尾 潤)

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