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J1リーグ 第4節
7/17(日) 18:00 @ ノエスタ

神戸
2
1 前半 0
1 後半 0
試合終了
0
湘南

Column 試合後コラム

[神戸]価値ある1勝も、改善はまだ道半ば

2016/7/20 11:30

 チームの課題として挙げられていた“追加点を奪うこと”。前節・横浜FM戦(2●3)は、その課題を乗り越え、前半の先制点に続いて後半に追加点を奪ってみせた。ところが、そこから始まったのは横浜FMにとっての劇的な展開。2点目の直後に1点を返され、同点、そして後半ロスタイムでの逆転と、相手の歓喜の引き立て役に回ってしまった。
 2ndステージが始まるにあたり、渡邉が強調してきたことがある。「悪い時間帯にどうするのか。自滅しないようにしなければ」。前節は、それがネガティブなものとして現実になった。
 そして今節の前日にも、渡邉は同じような言葉を残していた。「悪い時間帯の戦い方がウチらは良くない。そこは明日もポイントになる」。湘南戦は極端に言えば、90分にわたり湘南がピッチを支配した。ボール保持でも、果敢な守備でも後手に回った神戸だが、13分に先制に成功した。岩波は「点を取ったあとの10分くらい、しっかり集中しようという話はみんなでしていた」と明かす。岩波の言葉は全員の気持ちの代弁だ。同じ過ちは繰り返さない。我慢の守備を65分間続けた末、レアンドロがチームにカタルシスをもたらす一撃を挙げた。課題と向き合い、それを結果につなげた価値ある1勝だった。
 もちろん、課題はまだまだある。ニウトンの加入でポゼッションの有効性は高まったが、1stステージで磨いた攻撃的な守備は、ニウトン自身あまり得意ではないだろう。また、ニウトンの加入によりチームとしての意識が攻撃に傾くあまり、全体の献身的な守備が停滞する懸念もある。湘南戦は確かに価値ある1勝だが、それをチーム力と評するのは時期尚早だ。狙いとする守備で相手をハメることができなかった典型的な試合であり、藤田直之は「これがレッズ、フロンターレになれば、より(相手の)やりたいサッカーをやられ、好きなように回されていたと思う」と実直に受け止める。藤田直之が持つこの視点は、チームとして共有するべき課題。良いとき、悪いときの波が激しい試合の改善はまだ道半ば。歓喜はつかの間、悲嘆は容易にやってくる。(小野 慶太)

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