柏が2ndステージ3勝目。順位も5位に浮上
前々節・広島戦(3△3)で“守り切れなかった”課題に直面し、前節・FC東京戦(1◯0)で“勝ち切った”収穫を手にした柏が、エースのハットトリックでこの試合を制した。
立ち上がりからアクセル全開のクリスティアーノが試合を動かす。9分、武富との大きなワンツーからペナルティーエリア内に侵入。迷うことなく振り抜かれた右足から放たれたボールはニアサイドを射抜き、柏が先制に成功する。さらに14分には前線の連係から追加点が生まれる。右サイドでディエゴ・オリヴェイラ、伊東とつながり、クリスティアーノへ。今度はペナルティーエリア手前からミドルシュートを打つと、これがネットに突き刺さった。
しかし、柏にとってこれ以上ない理想の展開で試合が進んで行くと思われた矢先、G大阪の逆襲が始まる。16分、左CKの流れから最後はアデミウソンが押し込み1点差に詰め寄ると、23分に同点に追い付く。右サイドでボールを受けたアデミウソンがDFをかわして、クロス。これがオウンゴールを誘発し、10分も経たないうちに試合を振り出しに戻した。
それでも54分、乱打戦に決着を付けたのはやはり柏のエースの一撃だった。武富とのコンビでゴール前に抜け出すと、左足で強烈なシュート。これがGK東口の手をはじき、ゴールに吸い込まれた。
その後は、パワープレーをしかけてくるG大阪に対して、柏は増嶋を投入し対応。今季リーグ戦3試合目の出場となったGK桐畑のセーブに助けられながら、タイムアップを迎えた。これで柏は首位と3ポイント差の2ndステージ5位に浮上。「5試合を3勝1分1敗という結果はまずまず。これを継続していくことが大事」と指揮官も一定の評価を下した。
対するG大阪は鬼門の日立台でまたも勝てず。敵地で2点差を追い付いただけに、「もったいない試合」(東口)を落としてしまった。(須賀 大輔)