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J1リーグ 第5節
7/23(土) 18:30 @ U等々力

川崎F
1
0 前半 0
1 後半 0
試合終了
0
FC東京

Column 試合後コラム

[FC東京]覚悟の一戦で敗北。指揮官は再び青赤を去る

2016/7/25 11:29

Photo: Norio Rokukawa
 別れのセリフさながらの記者会見。城福監督が試合後に残した言葉は、意味深だった。
「選手たちともっと、試合が終わったあとに喜び合える思いをしたかった」
 そこには、紛れも無く惜別の念がこもっていたように聞こえた。城福監督はこの試合、覚悟を決めて臨んでいた。相手は富士通出身の自身にとって古巣であり、今季は上位を走る強敵。客観的にいまの両者のチーム状況を比べれば、勝つことは困難と思われていた。それでも、指揮官は腹をくくっていた。
 結果は1点差負け。川崎Fに何度も崩され、ゴール前まで侵入された。FC東京の守備陣は体を張ってそれを阻止。さらに後方から丁寧なビルドアップで敵のプレスをはがし、ムリキとネイサン・バーンズのスピードを生かした突破で好機を築いた。勝敗は紙一重、スコアどおりの僅差の展開。FC東京は好戦した。
 失点の場面、小林に競り負けたのは主将の森重。彼は一瞬の勝負を悔いた。自分さえ止められれば、チームは負けていなかったと。
「こういう状況なので、悲観的な雰囲気になるのは仕方ない。ただ自分たちが何をしたいか、今日の試合で分かった。チームとしての方向性が見えた。結果が欲しい中で、自分が失点に絡んでいる。もどかしい。勝利に貢献したい気持ちが裏目に出ている。周りのいろいろな声はあるけど、振り回されないようにしたい」 結局、クラブは翌24日に城福監督を解任した。森重が一定の手ごたえを語ったように、2ndステージに入ってからは以前より試合内容は向上し、勝利同然の試合が多かったのも事実。しかし、ロスタイム被弾や逆転負けといった負の連鎖が、致命傷となった。
 6シーズンぶりにクラブに帰還した指揮官。その体制は、たった約半年の命だった。またしても道半ばに終わった城福トーキョー。FC東京はこのまま混迷に突入するのか、ショック療法が起死回生につながるのか。青赤が、岐路に立たされている。(西川 結城)

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