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J1リーグ 第6節
7/30(土) 19:00 @ 駅スタ

鳥栖
1
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試合終了
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鹿島

Column 試合前コラム

[鳥栖]縦に速いだけではない。進化する鳥栖サッカー

2016/7/29 11:30

 2ndステージで好調を維持する鳥栖だが、選手たちはポゼッションに手ごたえを感じている。早坂の起用により、鎌田が中央でプレーする時間が増えたこともあるが、「チームとしてのつなぐ意識が前に比べて高くなってきた」(林)と個々の意識の変化が生まれているのは明らかだ。
 その上で鳥栖の最大の武器である豊田の高さも活用している。「相手がハメに来るようなチームだったらトヨさん(豊田)の高さを使って、ハメに来なければ下でボールをつないで崩していく。両方できるので相手にしたらイヤだと思う」(福田)。その使い分けがポゼッションと速攻のそれぞれを引き立たせている。2ndステージに入っていわゆる上位陣との対戦がまだない点は考慮しなければならないが、前節はあまり前からプレッシャーに来ない福岡相手に質の高いポゼッションを実行できたことで、「感覚をつかめてきている」(福田)と自信を深めている。
 今季の立ち上げから取り組んできたポゼッションがようやく形になりつつある。そこで生まれるメリットを林は「相手に矛盾を与える」ことだと話す。「相手にとって矛盾というか『距離を詰めたらロングボールを蹴られる。でも、詰めないとボールをつながれて良い崩しをされてしまう』という感覚を相手にどれだけ植え付けられるかが、自分たちのやろうとしているサッカーでは大事なところ」。使い分けができることで相手に迷いを生じさせることができる。
 リスクのかけ方の不正確さにより、失点を喫してしまっている点は否めないが、相手に矛盾を与える状況を部分的に作れるようになっている。豊田の高さがあるからポゼッションが生きる。ポゼッションの質が向上したから豊田の高さもより生きる。いま、鳥栖のサッカーは進化している。(杉山 文宣)

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