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[リオ五輪日本代表]ブラジル戦ではここをCheck!!/五輪代表 プレビュー

2016/7/29 14:45


Photo: © JFA
耐えたあとの攻撃のバリエーションに注目

POINT 1 前線のコンビでギャップを突けるか

POINT 2 興梠はボールを失わずにタメを作れるか

「日本の強みは速さになる」
 手倉森誠監督がリオ五輪を見据え、そう宣言したのは1日のメンバー発表会見だった。 6割近く守勢に回ることが予想される中、浅野拓磨、中島翔哉、南野拓実、矢島慎也らアタッカーたちが飛び出し、スキを突いて仕留める――。そんな青写真を指揮官は思い描いている。そこで、興梠慎三の出番となる。2列目のタレントの能力を最大限に引き出すことが、このオーバーエイジに託された役割なのだ。
 戦術練習が始まったアラカジュ合宿3日目には興梠が1トップに入り、2列目に浅野、中島、南野、矢島が代わるがわる起用された。そして、興梠への縦パスを合図に、『落とす→裏に出す→飛び出す』という流れを確認。5日目の練習では興梠と浅野が2トップを組み、興梠が中盤に下がったり、サイドに流れたりして相手ディフェンスラインのギャップを突くことが確認された。
「全員で守る意識と、(ボールを)取ったあとに誰が出て行くんだというところをはっきりさせた形。慎三はやっぱりターゲットになり得る」
 3日目の練習後にこう語った指揮官は、5日目の練習後には、こんな話もした。
「慎三は一番前にいて、CBの間でプレーしたいようだけど、われわれとしてはギャップを作ってそこを使いたい。だから『下りてきてCBを食い付かせたり、SBの裏に流れたりもしてほしい』という話をしたら、彼はそれを簡単にやってくれた」
 もっとも、27日のセルジッペとの練習試合(1△1)では興梠に当ててからワンタッチでボールを動かす攻撃に固執してしまい、ミスしてボールを失うことが多かった。「俺が前でもっと体を張ってキープして、時間を作れるようにもしたい」(興梠)。ブラジル戦では興梠を中心にした前線のコンビネーションと攻撃のバリエーションに注目したい。(飯尾 篤史)

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