■ヴァンフォーレ甲府
佐久間 悟監督
浦和の老練なディフェンスラインに抑えられた
「山梨に浦和サポーターが多く来てくれ、甲府サポーターも多く来てくれたと思う。感謝したい。(先に会見をした)ペトロヴィッチ監督が多くを語られたと思うので、『敗軍の将多くを語らず』で、話すことはあまりない。前回の対戦(1st第5節/浦和2●1甲府)は浦和にボールを持たせた面もあったが、ペトロヴィッチサッカーの象徴である興梠選手が五輪代表メンバーに入り、リーグ戦に出場できないので、ウチのバイタル(エリア)はそんなに攻略されないと思っていた。やられるなら、サイドからのクロスと思っていたが、そのとおりの2失点。サイド対策を考えてメンバーを選んだが、効果的ではなかった。後半はあと一歩というか、少し抜け出すとチャンスがあったと思うが、浦和の老練なディフェンスラインに抑えられた。相手が浦和だということは関係なく、勝ち切ることが必要だったが、残念な結果だと思う。(クロス対策のイメージは?)サイドの1対1の局面でクロスを上げられないこと。中は人数がそろっていたが、そこでマークを外してしまったことはもったいない」
DF 28 橋爪 勇樹
自分たちがやろうとすることができなかった
「今日は自分たちがやろうとすることがほとんどできなかった試合だと思う。浦和は先制したことであまり前に入れ込んでこなくなり、カウンターを受けるリスクが高いボールを通そうとしなかった。甲府はその状況ではボールを持ったとしても相手の守備のブロックに対してターゲットを作れずに、崩し方も合わなかったと思う」
■浦和レッズ
ペトロヴィッチ監督
狙いを持った戦いの中で勝利できた
「甲府は特にバイタルエリア、ペナルティーエリアの幅のところを重点的に固めてくると分析していたので、なかなかそこを突破していくことは簡単ではないと考えていた。だからこそサイドでいかに崩していくか。それを自分たちの狙いとして考えていた。それを第一のポイントとし、第二のポイントとしては相手の10番のドゥドゥ選手をしっかりと抑えることを狙いとしていた。攻撃をしかけていく中で、相手は奪ったボールをドゥドゥ選手に入れてくる。あるいはスペースに蹴ってくる。彼に落ち着いた形でボールをキープされてしまったら相手のカウンターを食らう。相手は13番(河本)、14番(田中)、あるいは23番(稲垣)と後ろからスピードを持って飛び出して来る選手がいたので、そういった選手たちが飛び出して来るようなカウンターの機会を与えてしまったら危険だと考えていた。だからこそ攻撃をしかけているときもしっかりと相手をケアすることを選手にも伝えたし、攻めている中でセカンドボールをしっかりと拾っていく。それを二つのポイントとして狙っていた。今日のゲームはサイドからの攻撃で得点できたし、相手に危険なカウンターのチャンスを多く与えなかったことに関しては、われわれが狙いを持った戦いの中で勝利できたという試合だったと思う」
FW 13 高木 俊幸
しっかり冷静にクロスを上げることができた
「かなり引かれるというのは分かっていたし、得点を早い時間に取れたことが何よりこの試合に大きな差を生んだと思う。(2点目をアシストしたが?)試合前に阿部さんから『あのスペースに走り込んで相手のラインを下げることをしろ』と言われていたので、それが本当にベストなタイミングで動き出せて、しっかり中にチュンくん(李)が入ってくれていたので、しっかり冷静にクロスを上げることができた」