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メダル獲得へのポイントはグループリーグの首位突破
前回大会のロンドン五輪で44年ぶりのベスト4進出を果たした日本。今大会はその上の成績、つまりメダル獲得が期待される。
ただ、その道は「相当厳しい戦いになる」(手倉森誠監督)だろう。7月30日のブラジルとの親善試合で痛感したように、メダル争いをするチームとの間には明らかな力の差がある。力の差を受け入れて「耐えて勝つ」(手倉森監督)戦いが徹底できるかどうかが一つのポイントになる。アジア王者に輝いた今年1月のリオ五輪アジア最終予選のように粘り強い戦いが見せられれば“番狂わせ”を起こすことは可能だろう。
そのためにはまずグループリーグで2位以内に入り、決勝トーナメントに駒を進めなくてはいけない。そして、できれば首位突破を目指したい。なぜならば2位突破だと準々決勝で開催国のブラジルと対戦する可能性が高く、さらにグループリーグ第3戦のスウェーデン戦が行われるサルバドールから中2日で1,500km離れたサンパウロに移動しなくてはいけない。首位突破できれば移動はなく、ブラジルとの対戦も避けられる可能性が高い(ブラジルとの対戦が避けられた場合はイラク、デンマークと対戦する可能性が高い)。メダルを狙うなら厳しいコンディションで開催国と準々決勝で戦うことは避けたい。
ただ、グループリーグの相手もそう簡単に首位突破を許してくれるような面々ではない。アフリカ王者・ナイジェリア、欧州王者・スウェーデン、南米2位・コロンビアと強敵ばかり。3チームともに欧州クラブに所属する主力選手を招集できずチーム編成に苦しんだが、チームとしてのレベルは決して低くない。日本としては初戦のナイジェリア戦でどんな戦いができるかが一つのカギを握るだろう。この初戦に勝って勢いに乗れれば、メダルへの道筋も見えてくる。