Match 試合速報

試合一覧

J1リーグ 第7節
8/6(土) 19:00 @ パナスタ

G大阪
2
0 前半 0
2 後半 1
試合終了
1
鳥栖

Preview 試合プレビュー

苦手・鳥栖との一戦。CSへG大阪の正念場は続く

2016/8/5 6:00

■ガンバ大阪
巻き返しへの試金石。豊田、鎌田を警戒

 前節は広島との“因縁対決”に快勝(1◯0)したが、瀬戸際に立たされている現状に変わりはない。川崎Fと浦和も勝利し、2ndステージでは首位と勝ち点5差のまま。「トーナメントを戦っているようなもの」と丹羽も逆転優勝に向けた厳しい立場を語る。
 三冠を達成した14年は夏場に驚異的な巻き返しを見せた大阪の雄だが、その再現を目指す上での試金石となるのが鳥栖戦だ。「非常に乗っている鳥栖なので、ここで連勝できれば8月は調子に乗って行ける」(長谷川監督)。
 2ndステージで3位と好調の鳥栖は、G大阪が最も苦手にしているチームと言っても過言ではないほど、過去の戦績は分が悪い。12年以降、リーグ戦では1勝1分5敗と負け越しており、今季も1st第6節のアウェイでは1-2の逆転負け。かつては豊田を苦手にしていたが、加えて直近2試合では、かつてG大阪ジュニアユースに所属した鎌田に3点を献上。「鎌田にやられている」と長谷川監督は新たなガンバキラーになりつつある鎌田も警戒する。
 ハードワークをベースとした堅守を生命線とする鳥栖をこじ開ける上でカギを握るのはやはりアデミウソンのパフォーマンスだ。1トップの可能性が高いが、「2列目の駒が少ない」(長谷川監督)現状だけに、広島戦同様、2列目スタートの可能性もある。シュート感覚が上向いて来た阿部らを生かす上でもアデミウソンのタメは不可欠になるはずだ。好調・鳥栖を支えているSB吉田の背後は突きどころでもあるだけに、チーム全体で攻撃へのスイッチを切り替えたい。
 一方で、勝ち点3の奪取を遂行する上で不可欠なのが“豊田封じ”というミッションである。豊田へのロングボールで競り負けないことは必須だが、鎌田のケアも怠れば即致命傷になりかねない。
 本来の爆発力を取り戻したとは言い難い現状だけに、G大阪は粘り強い戦いから勝機をうかがいたい。(下薗 昌記)

■サガン鳥栖
浮かれず、地道に、さらなる自信をつかむ

 自信を得てG大阪に挑む。2ndステージに入り好調が続くが、第5節まではいずれも年間順位で中位・下位のチームとの対戦だった。前節はその真価が問われる1stステージ王者・鹿島(1◯0)との戦いだったが、「チーム全員で一つになって戦えた」とキム・ミヌが胸を張ったように、鳥栖らしい戦いを見せ勝利した。「自分たちがやっていることが間違っていないと感じることができた」(谷口)。1stステージ王者からの勝利は自信という付加価値をもたらした。
 しかし、その自信が過信にはならないように、チーム全体で自戒している。「危険なのはおごり。過信しないことが大事」と豊田も気を引き締める。7月は月間で4ゴールを挙げ、前節の得点で7年連続の二ケタ得点に王手を懸けたストライカーがそういった類の言葉をしっかり発信できるのも頼もしいところだ。「浮かれず、地道にやるべきところをしっかりやる。鳥栖はそうでないとすぐに(順位が)下がってしまう」とGK林も話すように、結果が出ているからこそ、継続していくことの重要性をチーム全体が理解できているのは、いまの鳥栖の強みだろう。
 技術の高いG大阪に対して運動量で対抗する鳥栖というのがこのカードの構図だ。ただ、両チームともにカウンター時に強みを出せるだけに「わりとオープンな展開になっているイメージがある」と鎌田もこのカードの印象を語る。
 夏場の高温多湿の環境下でも終盤にギアを上げることができるのは鳥栖の持ち味。「宇佐美は抜けたけど遠藤さんや個人能力の高い選手はいる。チームとして対抗していかないと」というキム・ミヌの言葉は、これまでの鳥栖が見せてきた対G大阪戦の鉄則でもある。高いハードワークで優れた個の集団を封じ込め、苦しい時間帯でもカウンターで前へと出て行く。鹿島を撃破した鳥栖らしさを今節も継続し、勝ち点3とさらなる自信をつかみに吹田へ乗り込む。(杉山 文宣)

関連カテゴリ

EG 番記者取材速報

League リーグ・大会