かつてトーナメント方式で行なわれていた五輪のサッカー競技にグループリーグ制が導入されたのは1960年のローマ大会のこと。それ以降、細かなレギュレーション変更はありながら、前回のロンドンまで14大会連続で最初にグループリーグを戦う方式が採用されてきた。
グループリーグでは初戦が大事だと言われる。それは本来、グループを突破するために大事という意味だが、メダルを獲得するためにもグループリーグ初戦が大きな意味を持っている。これを裏付ける数字がある。過去14大会のうち、初戦で敗れてメダルまでたどり着いたのは1996年アトランタ大会のブラジル(銅メダル)、ただ1カ国のみなのだ。
今回、メダル獲得を目標に掲げている手倉森ジャパン。初戦のナイジェリア戦は目標を達成するための試金石となる一戦だ。