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ヤング・ボーイズが7月26日に公式HPで五輪への派遣拒否を発表したことで勃発した“久保裕也の招集問題”。ここまで粘り強く交渉を続けてきたが、2日に同クラブから「3日の試合(欧州CL予選)が終わるまで確約ができない」との連絡を受け、久保の招集を断念。代わりに鈴木武蔵が登録されることになった。また、オナイウ阿道が追加のバックアップメンバーとして招集されることも発表された。
2日の昼に告げられたという鈴木は「複雑な気持ちだった」と心境を吐露。「久保の思いを考えると、アイツのぶんも頑張らなければと思う」とも口にした。ブラジルに到着した1日の練習では別メニューだった鈴木だが、2日の練習では[4-3-3]の左ウイングやセンターFWに入り、鋭い動きを披露。サイドでの起用についても「新潟でもそこで起用されることがあるので、抵抗はない」ときっぱりと言った。
一度はあきらめた五輪の舞台。「せっかく巡って来たチャンスなのでモノにしたい」と語った鈴木は、こう続けた。「チームのためにできることをやってメダルを獲って帰りたい」。
遅れてきたストライカーはチームのため、久保のぶんもブラジルのピッチを駆け回る。(飯尾 篤史)