■北海道コンサドーレ札幌
前節は敵地で山口に辛勝し(2○1)、3連勝を達成。加えて9試合無敗中で、成績面での安定感は抜群。CBとウイングバックの間のエリアで若干守備の乱れが散見されるようになってきた感もあるが、最終的にはね返せていることを考えれば、大きな問題ではないだろう。
そして今節では負傷離脱をしていた宮澤がいよいよ先発に復帰する見とおし。抜群の予測力と豊富な運動量を誇る主将がこの夏の最中に帰ってくるのは頼もしい限り。「試合に出ている選手、サブの選手との温度差がないのが、いまのチームの良いところ。その空気感を保ちながら、しっかりと勝ち点3を取り続けたい」とチームのダイナモであり心臓部である背番号10は意気込む。(斉藤 宏則)
■清水エスパルス
今季これまで3度挑み、その度に阻まれてきた3連勝への道。今節こそ4度目の挑戦でこの壁を打ち破る。しかも、その相手が首位・札幌という巡り合わせ。ここで勝利すれば、清水はただの1勝以上の価値を手にすることになるだろう。
この対決はリーグ最多得点(清水・49得点)対リーグ最少失点(札幌・16失点)というJ2最強の矛と盾の対決でもある。しかし、札幌の得点はアウェイでは1試合あたり1.15点に対して、ホームでは2.17点。ホームで戦う札幌は単なる盾ではない。しかも、そのホームでは今季無敗。矛もある札幌を清水が上回るためには、2試合連続2得点のチョン・テセなど、好調を維持する攻撃陣のさらなる奮起が不可欠だ。(田中 芳樹)