新潟は1st第2節で3-6の大敗を喫した神戸に雪辱を果たした。42分にラファエル・シルバのゴールで先制し、1-0で完封。ホームでは6週間ぶりの勝利となり、ビッグスワンに喜びが爆発した。
この試合に向け、神戸の素早いプレッシャーを想定したトレーニングに取り組んできた新潟。「ひるまないこと。球際に強いのは相手の特徴だが、引かないでいきたい」(吉田監督)。その言葉どおり、アグレッシブな球際での攻防戦となる。先制点は成岡が体をぶつけて奪ったところから生まれた。こぼれ球をすかさず田中達也が収め、フリーのラファエル・シルバへ。新潟のエースはドリブルでしかけると、神戸DFのタックルをかわし、二人目の股を抜き、GKの位置を見極め冷静にゴールへ流し込んだ。1点リード後はオープンな展開になり、新潟は途中出場した藤田のロングスローから危ない場面も作られたが、一丸となって守り切った。この日がリーグ戦デビューとなったCB西村も最後まで体を張り完封に貢献した。
全力で戦い抜き、勝ち切った充足感にひたることなく、指揮官は「たった3ポイント取っただけ」と引き締めた。次節からは順位の近いチームとの対戦が続くだけに、ここからが本当の勝負となる。(野本 桂子)