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日本のグループリーグ第3戦の相手は欧州王者のスウェーデン。個の能力が高いというよりも組織やハードワークで欧州の頂点に輝いたチームだ。 当初、ハカン・エリクソン監督はそのチームに個の力を加えてレベルアップを図ろうとした。しかし、所属クラブからの協力がなかなか得られず、招集を断られた選手の数はなんと50人以上。欧州制覇に貢献したDFヘランデル(ベローナ)やDFリンデロフ(ベンフィカ)などリオ五輪世代の主力選手も招集できず、お世辞にもレベルの高いチームに仕上がったとは言えない。そのため、日本にも十分勝機はある。
ただ、タレントがいないぶん、ハードワークや組織で戦う意識は強く、[4-4-2]の3ラインで強固なブロックを敷いてくる。また前線にはFWイシャクやオーバーエイジのFWアイダレビッチなどワンチャンスをモノにできる“曲者”がおり、2試合で7失点している日本としては彼らの一発に警戒して戦いたい。
それでもタレント不足は否めずグループリーグ第2戦では疲労も重なり、ナイジェリアのスピードにまったくついていけない場面もあった。攻守の切り替えも速いとは言えず、コロンビアもナイジェリアもこの瞬間のスキを突いて得点を奪っている。
ブロックは強固だが、ブロックを作る前にしかけられれば、浅野拓磨や興梠慎三のスピードを生かしてチャンスを作ることは十分に可能だ。