Photo: 千葉格/アフロ
積極性を取り戻した日本。2点差を追い付く
男子三日会わざれば刮目して見よ。その言葉がぴったりと当てはまるように、日本は3日前のナイジェリア戦とは見違えるような積極性を見せた。 そして10分には日本に最初の決定機が訪れる。室屋成のクロスを興梠慎三が胸で落とし、矢島慎也がシュート。これはコロンビアのGKボニージャに防がれるが、34分にも興梠のクロスから藤春廣輝がフリーでヘディングシュートを放つなど、決定機を作っていく。
しかし、南米特有のしたたかさを発揮したコロンビアがワンチャンスをモノにして先制する。59分、グティエレスがボールを奪いに出た井手口陽介を外すと、ロドリゲスとのワンツーで抜け出してシュート。植田直通に当たって軌道が変わったボールをGK中村航輔は見送るしかなかった。
その後、日本は南野拓実と大島僚太を同時に投入し反撃を試みるが、その矢先にまたも失点。遠藤航のパスをカットしたパボンが持ち上がり、M.ボルハへパス。M.ボルハが放ったシュートはGK中村が足で防ぐが、そのこぼれ球の処理を藤春が誤りオウンゴールを献上してしまう。
負ければグループリーグ敗退が決まる日本は残り25分で2点のビハインドを背負うことになった。しかし、ナイジェリア戦で見せた粘りはこの試合でも健在。67分に大島が中央の密集地帯に縦パスを入れると、南野が反転しながら技ありのパスを浅野拓磨へ。これを浅野が豪快にゴールネットに突き刺し、1点差。さらに74分には、中島が放ったシュートが、クロスバーに当たってゴールラインを割った。
終盤、足が止まったコロンビアに対して、日本は南野や大島が浅野のスピードを生かした攻めを繰り返す。しかし、後半ロスタイムに浅野が放ったシュートもGKボニージャに防がれ試合終了。2点のビハインドを追い付いた日本だったが、スキを見せた代償は大きく、勝利の女神が微笑むことはなかった。