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[特集・鹿島]栄冠はサンタフェの手中に。鹿島は1点が遠く/スルガ銀行チャンピオンシップ2016

2016/8/12 11:30


Photos: Atsushi Tokumaru
決定機を逃し続けた鹿島。セットプレーに泣く

 ボール支配率は鹿島の58.4%に対して、サンタフェは41.6%。3連敗中のリーグ戦では見られなかった相手を押し込む展開を作りながらもセットプレーでの失点に泣き、0-1で鹿島は敗れた。
 序盤、シンプルにFWに合わせつつ、高い位置までプレッシャーを掛けてきたサンタフェ。球際の強さで試合を支配するのかと思われたが、そこはアウェイゴールをうまく使いコパ・スダメリカーナを勝ち上がった試合巧者。その後は、ラインを低くして鹿島に決定機を与えない戦いを選択する。
 しかし、中盤がダイヤモンド型の[4-4-2]はサイドが手薄。10番のペレスの戻りが遅れると、鹿島が簡単にゴール前まで迫れるようになる。10分、FKの流れからラインの裏に飛び出した山本がシュートを放つもポストに直撃。12分には金崎がニアに飛び込みヘディングシュートを放つが枠外。19分には中村のスルーパスに金崎が抜け出すが、GKサパタに防がれ、何度もあった先制のチャンスを逃してしまう。
 サンタフェのグスタボ・コスタス監督が「戦術的に改善できた」と振り返ったとおり、後半途中から布陣を変更し、中盤の4人をフラットに並べて鹿島の攻撃を外に押し出そうとする。それでも70分に鈴木の落としを金崎が豪快に振り抜くなど、決定機を作り続けたがゴールが決まらない。
 すると79分、FKからボテージョにヘディングシュートを決められてしまう。84分に浮き球に抜け出した中村が倒されPKを獲得するも、この絶好機も金崎のシュートをサパタがストップ。後半ロスタイムには左CKから連続してチャンスを迎えたが、これもサパタが驚異的なセービングで阻止。鹿島は最後まで決定機を逃し続け、得点を奪えなかった。
「賢い試合運びができた」とコスタス監督。コロンビアのクラブとして初めて、南米以外の地でのタイトル獲得をかみしめた。(田中 滋)

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