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J1リーグ 第8節
8/13(土) 19:00 @ ノエスタ

神戸
4
0 前半 1
4 後半 0
試合終了
1
FC東京

Report マッチレポート

策士が後半の神戸に施した“変化”

2016/8/15 6:00

神戸、布陣変更でFC東京を鮮やかに逆転

 ファーストディフェンスが決まらない。神戸の前半45分は苦悩の時間だった。[4-2-3-1]の布陣を組むFC東京に対し、神戸は[4-3-3]のシステムを採用。トップ下の東をアンカーのニウトンがケアし、二人のボランチを田中英と三原が制限する、前々節・大宮戦(1◯0)で歓喜を呼んだシステムだ。だが、この日はFC東京の森重、丸山のCBが巧みな距離感でレアンドロのプレスを外して前に運び、中盤で数的優位を作り出す。渡邉が「SBに高い位置を取られて(サイドハーフが)引かざるを得なかった」と指摘したように神戸の高い位置からのプレスは空転。40分に前田遼一に先制弾を許すなど、防戦一方の展開だった。
 ただ、GKキム・スンギュらを中心に最終局面でしのいだことが、後半につながっていく。その後半、ネルシーニョ監督が落とし込んだのは“変化”だ。レアンドロとペドロ・ジュニオールの2トップという神戸が最も得意とする形に変え、前からのプレスに勢いをもたらす。後半から[4-4-2]の右サイドハーフに入った中坂は「僕自身、中で受けたほうが長所を出せる」と話し、敵ボランチの周辺で巧みなポジショニング。前後のつなぎ役としてポゼッションの質を高めると、56分の渡邉の同点弾を皮切りにゴールラッシュへ。64分に橋本のクロスをニウトン、65分にペドロのクロスをレアンドロが頭で合わせ、わずか10分で3得点。さらに、74分にはペドロがドリブルから4点目を叩き出し、ワンサイドで押し切った。
 ネルシーニョ監督は「今日の前半を見た人は信じられないような後半の内容、スコアになったと思う」と試合を振り返る。上位争いをにらむ神戸が、鮮やかなゴールラッシュでホーム3連勝を飾った。(小野 慶太)

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