■セレッソ大阪
大熊 清監督
松本のゴール前の強さは謙虚に認めないといけない
「前半に関しては、前節(・山口戦)を踏襲しながら、ある程度やりたいこともできたが、課題としている(ディフェンス)ラインの押し上げができないことで、少し(自分たちの)ゴールに近かったかなと思う。ただ、何本かカウンターで狙いが出ていた部分もあるので、あとは決めるか、決めないか、というところもあったと思う。後半に関しては、リスクを負って、調子の良い選手を、ということで投入して、ある程度数的優位を作りながら前でプレッシャーを掛ける意図で臨んだ。前半に失点したので、(点を)取りに行こうと(伝えた)。選手は前向きにやったが、松本のゴール前の堅さを最後まで崩せなかった。松本のゴール前の強さは謙虚に認めないといけないと思う。その上で、前半のサイドをえぐってクロスを上げた場面など、最後の工夫や精度はさらに上げるべき点。そこの精度を上げていかないと、あれだけ枚数を掛けて守ってくる相手を崩すことは難しいと感じた。多くのサポーターが来てくれたにもかかわらず、結果として表せなかったことは非常に残念だが、ここでまた下を向かずに、良い部分もあるし、シュートもわれわれのほうが打っていると思う(C大阪が13本、松本が10本)ので、良い点を踏襲し、足りない部分を上乗せしながら戦っていきたいと思う」
DF 17 酒本 憲幸
何とか1点をと思っていたが、うまくいかなかった
「負けている中での出場だったので、自分自身、点を取りに行くという監督からのメッセージだと思って試合に入った。引いた相手に対して、最後の精度だったりアイディアだったり、そういったところが足りなかったと思う。今日の試合次第で順位がひっくり返るのは分かっていたし、最後までJ1昇格を争う相手なので、負けるのは最悪な形だと試合に臨んだが…。何とか1点をと思っていたが、うまくいかなかった」
■松本山雅FC
反町 康治監督
死力を尽くしたことが勝ち点3につながった
「『大阪夏の陣』と称して迎えた一戦だったが、選手が本当によく頑張ってくれた。ベンチで座っているだけでも汗をかくような高温多湿の状況の中で、パウロ(パウリーニョ)などが足をつっていたけど、そこまで死力を尽くしたことが勝ち点3につながったのかなと思う。(前節・岐阜戦から)中2日のアウェイ、高温多湿でしかもキックオフの時間が遅くなるという好都合のない中で、これだけの意地を見せることができた。前回対戦時(第11節/0●1)はホームで試合を掌握しながら勝てなかった悔しさがあり、『後半戦は絶対に勝とう』と選手とともに誓い合ってきた。その意味でもうれしい。お盆ということで、お墓参りで忙しいにもかかわらず、ここまで2000人も(松本のサポーターに)来ていただいた。声をからして、汗を流して応援していただき本当に感謝している。シーズン最後まで皆さんとともに戦っていきたいと思う」
MF 14 パウリーニョ
本当に勝ち点3以上の価値ある試合だった
「C大阪は技術の高い選手が多いチームで、アウェイで勝つというのは本当に難しいこと。ここ最近は引き分けが3試合続くなど運のない試合が続いていたので、勝てたことはうれしい。本当に勝ち点3以上の価値ある試合だったと思う。(個人の出来としては)徐々に試合勘が良くなったと実感している。厳しい試合だったので、最後になると疲れも出てきたが、(自分と交代で入った)タケ(武井)がよく抑えてくれた」