五輪メンバーが復帰して迎える最初の試合。浦和としては確固たるポジションを築いた“KLM”こと興梠、李、武藤の3人がひさびさにそろうことになる。興梠は合流初日の17日こそゲームには参加せず途中から別メニューとなったが、それでも単にランニングだけではなくクイックネスを伴う決してラクではないトレーニングをこなし、18日はゲームに参加してフルメニューを消化。「しんどい。暑過ぎる」と言いながらもまずまずの動きを見せていた。
五輪についてグループリーグ敗退を悔やみながらも「やり切った感はある。リオ五輪は財産になった」と話し、「五輪で力を出し切ってあとはチームで頑張ろうと思っていた。これからは浦和レッズで頑張っていきたい」と、気持ちを切り替えてチームでの戦いに全力を尽くすことを誓った。
ただ、スタートに関してはひとまずは前節・名古屋戦(2○0)と同じメンバー、つまり高木が先発出場することになりそうだ。高木も興梠不在時が「ボーナス期間にならないように」と笑いつつ、「これからでもポジションを脅かすことはできると思う」とすんなりポジションを明け渡すつもりはない。そのために「泥臭く(得点を)狙っていかないと。どんな点でも取っていけるようにならないといけない」とどん欲にゴールを狙う。一方で興梠も「誰が出ても変わりなくやれるのがレッズのサッカーだし、向こうで見ていて刺激になった。自分もステップアップして良いレギュラー争いができれば」としながらも、「自分の中では負けない自信はある」とプライドをのぞかせた。浦和の前線のポジション争いがにわかに活気づき始めている。(菊地 正典)