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J1リーグ 第9節
8/20(土) 19:00 @ パナスタ

G大阪
0
0 前半 1
0 後半 0
試合終了
1
神戸

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新旧五輪対決。新“神戸キラー”誕生か

2016/8/19 6:00

Photos: Norio Rokukawa
■ガンバ大阪
安定した守備力。取り戻しつつある三冠時のスタイル

 4度目のチャンスで勝ち取った今季初の3連勝。2ndステージでの逆転優勝を目指す大阪の雄が、徐々にその地力を見せ始めている。
「三冠のとき(14年)の雰囲気に似てきた」(米倉)。Jリーグ史上最大の逆転劇となった2年前に似た足取りを見せ始めているG大阪だが、その根拠となるのが安定した守備力。岩下を欠きながらも、3連勝中の失点は2nd第7節・鳥栖戦(2○1)で与えたPKのみ。攻撃陣でねじ伏せるよりは、手堅い戦いから相手のスキを突く長谷川ガンバのスタイルが取り戻されつつある。
「五輪組がいない時期を乗り切れたのは大きかった」(長谷川監督)。藤春と井手口をリオ五輪で欠く苦しいチーム事情で挑んだ3試合を全勝で乗り切ったG大阪だが、今節ではその二人のベンチ入りが濃厚。特に井手口の復帰は、中盤へのテコ入れ時に、チームにさまざまな選択肢をもたらすはずだ。
 連勝街道を走り、戦力も万全に戻りつつあるG大阪。しかし、チーム内に緩んだ気配は一切ない。首位追撃に向けて、最初の山場となるのが神戸、そして湘南との2試合だ。「ここで、連勝できないようだと優勝する資格はない」と丹羽はキッパリ言い切る。
 対戦相手を軽んじるわけではないが、首位・浦和との勝ち点差は『5』。タイトロープを渡るような戦いは継続中だ。「神戸はハマるとすごい力を出してくる」と長谷川監督はレアンドロら強力攻撃陣を警戒するが、ホームでの取りこぼしはもはや許されない。
 吉兆もある。「ホームで負けない雰囲気が出て来た」(丹羽)。劇的な逆転勝利を飾った前々節・鳥栖戦を含めて、現在吹田スタジアムでは8戦負け知らず。勝ってさらに弾みをつけたい。(下薗 昌記)

■ヴィッセル神戸
45分の劣勢と45分の圧倒。波をなくさないといけない

 豪快な勝ちっぷりを披露した前節・FC東京戦(4◯1)だが、高橋峻に浮かれた様子はどこにもない。「今年が始まって何回も続いている。いまの神戸の課題」。前半45分の劣勢と後半45分の圧倒。良い悪いがハッキリと色分けされた試合がFC東京戦だった。「1失点で済んで良かったけど、複数失点しては手遅れ。後半のようなアグレッシブさ、気持ちを右サイドから出して行けるように」と高橋峻は話す。三原もまた、「(劣勢でも)強いチームは焦らず自分たちの流れに戻す。良いときは得点できる。悪いときにどれだけ我慢できるか」と声を合わせた。
 神戸はここ6試合、勝ちと負けを交互に繰り返し、アウェイでは3連敗中。渡邉は「順位を上げれそうで上げれない状態。高いパフォーマンスを出して、自分たちの力の波をなくさないといけない」と語気を強める。たとえ相手が上位であろうとも、渡邉は勝ち点3を積む大切さと向き合っている。
 今節は伊野波が出場停止となり、FC東京戦で負傷した北本の欠場も濃厚。CBが手薄だが、リオ五輪から岩波が戻り、高橋祥もいる。G大阪がトップ下(倉田)を配置する場合、ネルシーニョ監督のセオリーに従えばアンカーを置いた[4-3-3]が有力だ。ただ、前節で好プレーを披露した中坂を先発メンバーに抜擢した[4-4-2]も視野に入るだろう。
 吹田スタでG大阪の浦和戦(1st第10節)を観戦したという高橋峻は「浦和でもスタジアムの雰囲気に呑まれていた」と新スタジアムの衝撃を体感。ただ、“敵地感”がまとわりつく一戦で、「勝てば最高」とも語った。阪神ダービーで勝利の凱歌を挙げ、今度こそ上位追撃のアクセルを強く踏み込みたい。(小野 慶太)

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