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ホンジュラス、サッカー王国の気迫にのまれる
初の金メダル獲得へ開催国のブラジルが王手をかけた。
初の4強進出を果たしたホンジュラスと対戦したブラジルは試合開始からエンジン全開。ホンジュラスがキックオフで後ろにボールを下げると猛烈なプレッシャーを掛ける。その気迫に圧されたホンジュラスは最終ラインまでボールを下げ、5バックの中央のパラシオスがパスの出しどころに一瞬迷った瞬間、ネイマールが素早くボールを奪取。ホンジュラスゴールへ向かってこぼれたルーズボールをネイマールが気持ちでゴールに押し込んだ。開始14秒という電光石火の得点でブラジルが先手を取る。
5バックで守りを固め1点勝負を狙っていたホンジュラスにとってこの失点は痛恨だった。ゲームプランが曖昧になり、さらにブラジルの技術に翻ろうされることで、イライラが募る。特にFWからボランチの位置まで下がって自由にゲームメークをするネイマールのマークに苦戦。ファウルや警告がかさんでしまう。するとブラジルは26分、35分と混乱するホンジュラスのスキを突いて立て続けにジェズスが得点を奪い、3-0。勝負を決めてしまう。
後半、ホンジュラスは5バックから4バックに変更しなんとか1点を取りに行くが、ここまで快進撃を支えてきたFWエリスやFWキオトがブラジル守備陣に完璧に抑え込まれてしまう。結局、後半もセットプレーなどから効率的に得点を奪ったブラジルが3点を追加し、6-0の大勝。格の違いを見せ付け、4度目の決勝へ駒を進めた。
大会序盤は引き分けが続き、大きな批判にさらされた開催国のブラジルだったが、グループリーグを突破するとその強さを発揮。サッカー王国の悲願である金メダルまであと一つと迫った。