山形は8試合、岐阜は10試合。未勝利が続くチームの対決は1-1の引き分けで決着。山形は手ごたえを感じながら、勝ち切る難しさを実感する結果となった。
このところ後半のギアチェンジが目立つ岐阜がコイントスに勝ち、風下からスタート。前半は風上の山形がボールを支配しサイドを起点にシュートチャンスも作っていたが、岐阜は田森を最終ラインに下げ[3-4-2-1]にシステム変更したあとの27分、CKでニアに飛び込んだ難波が先制点を奪った。
岐阜のブロックにはスキがあり、縦のクサビを積極的に入れながら攻め続けた山形は、58分に大黒を投入し中盤をダイヤモンドに。すると64分、CKからニアで大黒が反らしたボールに林が合わせて同点に追い付いた。その後もほぼワンサイドでプレーし続けた山形がシュート数21対2と圧倒したが、最後までスコアで上回ることができなかった。
前半に先制を許すケースが多いことも“後半型”の理由だった岐阜は、この試合では前半に先制に成功。しかし、その後はラインを押し上げられず、攻撃に人数をかけられないまま自陣で山形の圧力を受け続ける90分となり、失点も喫してしまった。岐阜は7連敗後の4連続引き分け。吉田監督は「追い付かれて自分たちが攻撃に転じる機会も多くなったが、その中で後ろの押し上げを前線のブラジル人だけに頼ってしまう部分があった」と課題に言及した。(佐藤 円)