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J1リーグ 第10節
8/27(土) 19:00 @ 駅スタ

鳥栖
1
0 前半 0
1 後半 0
試合終了
0
新潟

Report マッチレポート

昇る鳥栖。ついに2nd首位と勝ち点1差

2016/8/29 6:00

抜け目ない鳥栖。相手のミスを見逃さず

 拮抗した展開、絶妙に釣り合っていた両者の力関係という天秤を傾かせたのは一方のミスだった。そして、そのミスを見逃さない力がもう一方にはあった。
 ハードワークに優れる両者。新潟は豊田封じを、鳥栖は“ダブル・シルバ”封じを強く意識する。互いの良さを消すことをベースとした試合展開は極めて拮抗したものとなった。鳥栖は吉田、福田の運動量、新潟は指宿の懐の深さを生かしたキープ力と、互いに左サイドを起点に攻撃をしかけるも、ゴール前での相手の粘りの前に打開し切れない。大きなチャンスも生まれないまま、前半を折り返した。
 後半もミスのない緊張感のある展開が続いたが、新潟にアクシデントが生じる。54分、それまで力強い守備を見せていた大野が負傷。増田が代わって投入されるが、この不慮の交代が新潟にとって悲劇の呼び水となってしまった。64分、自陣深い位置でのFKを増田がキックミスすると、これを福田がダイレクトで前線へと入れる。これに反応した豊田が増田、GK守田との駆け引きを制し、得点へと結び付けた。
 前節・磐田戦(1△1)でリードしながらも試合運びに難を見せ、勝ち点を落とした鳥栖だったが、今回は「ゴールしたあとも、前から、前からプレスに行く」(マッシモ・フィッカデンティ監督)という攻撃的な守備の姿勢を持続させた。その執ようなプレスに「失点しても落ち着いてやればよかったのに、ファウルしてイラ立って、またファウルして、という悪循環に陥ってしまった」とGK守田が振り返ったように、新潟は思いどおりの形を作れないままだった。
 相手のミスによる思いがけないチャンスをモノにしての勝利に、豊田は「すごく良い状態でそれぞれがサッカーをしている。だからこそ、こういった予期せぬことでもチャンスになる」と分析する。これでホームでは3試合連続のウノゼロ勝利。前節の引き分けを糧にまた自信を深める勝利をモノにした。(杉山 文宣)

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