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[天皇杯]互いに貫く信念。ボールと人を走らせる/川崎F×秋田 天皇杯2回戦プレビュー

2016/9/2 6:00


注目は森本貴幸。背番号9が帰って来る

 これまで幾度も“2位”に甘んじ、泣かされてきた川崎Fだが、実はこの天皇杯に関して、最高成績は01年と07年のベスト4。昨季は4回戦でG大阪に0-2と完敗を喫し、一昨季に至っては3回戦でメンバーを落とした愛媛に0-1と土を付けられるなど苦い思い出が多い。そういった歴史を考えても、今季こそはサポーターに失意を与えない戦いをしなければいけない。
 グループステージで敗退を喫したナビスコカップではリーグ戦と異なるメンバーを起用したが、天皇杯でも同じ形を取るだろう。とはいえ、高いテクニックを持つ狩野や経験豊富でさまざまなポジションをこなせる田坂など実力者がそろうことは間違いない。J1でトップを走るチームの威厳を示したいところだ。その中で期待をしたいのが、4月に左ひざ外側半月板を損傷し、8月にピッチに戻ってきた森本。
「チーム自体がすごく調子が良いので、そこにうまく自分が入っていけるように練習からやっていって、試合に入ったら点が取れるようにしていきたい」と本人は強い思いを口にする。ベストコンディションならばリーグ戦でも重要な役割を担うことは間違いない背番号9には、この大会初戦で実戦の感覚を取り戻してもらいたいところだ。
 ただ相手の秋田もJ3のチームとはいえ油断はできない。人とボールが連動する能動的なサッカーを間瀬監督の下で醸成させ、川崎Fを相手にも“引く”という選択肢は取らず真っ向勝負を挑んで来るだろう。昨季の天皇杯でも結果は0-4だったが、新潟が秋田のハードワークと変則的なシステムに苦しめられた。ただ、自分たちのやり方を貫き合うこの一戦は、間違いなく面白くなりそうだ。(竹中 玲央奈)

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