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[日本代表]厳しいロシアへの船出。日本、UAEに屈す/W杯アジア最終予選UAE戦マッチレポート

2016/9/2 14:55


Photo: Getty Images
最終予選初戦はミスあり、不運あり

 後味の悪い試合となった。日本はミス絡みで2失点。さらに後半にはシュートがゴールラインを完全に割っていたにもかかわらずノーゴールと判定されるなど、自滅あり、中東の笛(カタール人の主審)ありと、まさに踏んだり蹴ったりの展開となってしまった。
 序盤は最高の滑り出しだった。11分、右サイドの高い位置で獲得したFK。精度の高い右足キックを持つ清武弘嗣が蹴ったボールは、ファーサイドで待つ背番号4の頭にピタリ。4年前、前回のW杯アジア最終予選初戦と同じく、日本のエース・本田圭佑の予選ファーストゴールで幸先良く先制した。
 しかし、すぐに同点に追い付かれてしまう。負傷欠場となった柏木陽介の代わりにボランチに抜擢された大島僚太が、中盤で不用意なパスミス。そこからゴール前に攻め込まれUAEにFKを与えると、これをFWハリルに右足で決められてしまった。GK西川周作もボールに触れていただけに、何とかはじき出してほしかったシュートだった。
 その後も日本のペースで試合は進んだが、2点目を取れないまま時間は経過する。すると、UAEに勝ち越し点を奪われてしまう。54分、自陣での長谷部誠のパスミスからUAEに攻め込まれると、ペナルティーエリア内で粘る相手選手を大島が倒してPKを献上。再びハリルに冷静に決められた。
 後がない日本。宇佐美貴史や浅野拓磨といった、突破力とスピードに長けた選手を投入し、77分には本田の頭での折り返しを浅野が左足で合わせた。シュートは決まっていたものの、主審のノーゴールの判定に埼玉スタジアムは大ブーイングに包まれた。
 最悪の船出となった日本。あらためて、厳しい最終予選が始まった。(西川 結城)

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