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[日本代表]W杯予選での敗戦をどう乗り越えてきたか/W杯アジア最終予選タイ戦

2016/9/5 6:00


Photo: © JFA
ジーコジャパンは苦戦しながら連敗を回避

 日本がW杯に初出場することになったフランス大会の予選から前回のブラジル大会予選までに、予選で喫した敗戦は7つ。その中で、今回のように最終予選初戦での敗戦は一度もない。それ以前でも最終予選初戦を落としたのは86年のメキシコ大会予選までさかのぼらなければならない。今回の初戦黒星発進という事態は、それほど異例の事態なのだ。
 また、7つの敗戦のうち、ホームでの敗戦は2度。12年の3次予選第6戦・ウズベキスタン戦(0●1)と97年の最終予選第3戦・韓国戦(1●2)だ。ただし、12年のときは最終予選進出をすでに決めていたため、いわゆる消化試合だった。それを除けば、ホームで敗れたのは19年ぶりということになる。
 08年の3次予選でバーレーンに0-1で敗れたあと、そして13年の最終予選でヨルダンに1-2で敗れたあとは、いずれも約3カ月のインターバルがあって次戦を迎えている。短いインターバルでの立て直しが求められるのは05年以来となる。
 その05年は最終予選第2戦でイランに1-2で敗れ、今回と同じく中4日でバーレーンと対戦。当時のジーコ監督はイラン戦では4バックで戦い、小野伸二(現・札幌)、中村俊輔(現・横浜FM)、中田英寿の3人を同時起用している。しかし、バーレーン戦では3バックに戻し、小野をベンチスタートにするなど、現実路線に転換。その結果、苦しみながらもオウンゴールでの1点を守り切って1-0の勝利を挙げている。
 なお、予選で連敗を喫したことは11年から12年にかけて1度だけあった。ただし、前述のとおり、消化試合であったため、W杯出場権への影響はほとんどなかったと言っていいだろう。

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