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J1リーグ 第11節
9/10(土) 19:00 @ 埼玉

浦和
2
2 前半 0
0 後半 0
試合終了
0
鳥栖

Column 試合前コラム

[鳥栖]守備の早坂か、攻撃のエル・カビルか

2016/9/9 11:30

 2nd第2節から8試合続けて同じ先発メンバーが出場していた鳥栖だが、前節・新潟戦(1○0)、マッシモ・フィッカデンティ監督は変化を加えた。今夏に加入したFWムスタファ・エル・カビルを先発に起用したのだ。その狙いについて「豊田とセットになってより中央から崩せるという強さがある」と指揮官は話す。その後、天皇杯2回戦の琉球戦(3○1)では移籍後初ゴールを含む、1ゴール1アシストを記録。自身の持つクオリティーを徐々に示しつつある。
 ただ、問題は守備だ。これまでは早坂の起用が続き、守備面での負担を軽減されていた鎌田だが、エル・カビルの起用で違いを感じている。「役割としては自分のほうが守備を多くやるようにはなる」(鎌田)。早坂を起用した際に得られていた恩恵はやはり削られてしまうようだ。しかし、攻撃のクオリティーで補ってあまりある状況を作れる可能性もある。谷口は「ムス(エル・カビル)と(鎌田)大地の二人が前でキープして起点も作ってくれる。そうすればラインも上げることができる」と新しいコンビが秘める可能性を口にする。しかし、鎌田自身は「どっちに転ぶのか、まだ分からない」と率直に話し、エル・カビルの特長がチームにどういう影響を与えるのかを図りかねている様子だった。エル・カビルのコンディションがまだ完璧ではないだけに守備でのマイナスは攻撃で補うしかない。
 攻撃時には[4-1-5]のような独特なスタイルの浦和を封じるには綿密な守備組織が必要だ。その実行という点を考えれば早坂のほうが適しているだろう。しかし、少ない人数で得点まで結び付けられる豊田、エル・カビル、鎌田というトリデンテも魅力的だ。鎌田の守備の負担も踏まえて指揮官がどう判断するのか。早坂か、エル・カビルか。二人の起用法が、この試合の大きなポイントとなる。(杉山 文宣)

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