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J1リーグ 第12節
9/17(土) 19:00 @ 味スタ

FC東京
1
0 前半 0
1 後半 3
試合終了
3
浦和

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ミシャの熱きメッセージ。大原サッカー場に響き渡った怒号

2016/9/16 6:00

■FC東京
味スタでは12年間勝ちのない浦和戦

 FC東京の篠田監督は記者を前にして「東京は浦和には全然勝ってないから。今回は勝ちたい」と語った。もっとも、選手たちの前ではさらに強くその思いを押し出していたという。「前節が終わった直後のロッカールームで、篠田さんがいきなり『次の浦和、絶対に勝つぞ!』と叫んでいた」。ある選手が明かした指揮官の素顔。味スタでの浦和戦は、実に04年以来12年間も勝ちがない。今季途中に就任した篠田監督。自分の手で長いトンネルから抜け出したい気持ちの表れである。
 アウェイで戦った前回対戦(1st第13節・2●3)。FC東京は前半で2点リードを奪う理想的な展開だった。「浦和を相手にする場合は、どこもだいたいミラーゲームにするか引いて守る」(篠田監督)。[3-4-2-1]システムのもと、変則的な攻撃をしかけてくる浦和に対して、FC東京は引いた状態でバランス良く守り、そこからの鋭い速攻が効いていた。ところが、後半途中の交代策が裏目となり逆転負け。ベンチワークが招いた敗北とも言えただけに、余計に悔恨が残った。
 篠田監督は「あのときの戦い方は途中までほぼ完璧だった」と振り返る。今回もその前回の姿勢を参考にしながら、試合中に4バックと5バックを臨機応変に使い分けていく戦い方が現実的な作戦となっていく。
 しかし、同時に指揮官は「自分たちの良い流れを失いたくもない」と話す。球際の激しさと流動的な攻撃でチームは安定を取り戻し、篠田体制発足後の公式戦は5勝2分1敗。特に東、河野、中島らアタッカー陣の好調さは出色なだけに、浦和対策を踏まえつつも彼らの特長を消さない作戦が不可欠だ。来月にはルヴァンカップ準決勝でも当たる両者。FC東京は勝って苦手意識を払しょくし、次なるカップ戦にも向かいたい。(西川 結城)

■浦和レッズ
打ち合いではなく完勝を目指す

 ペトロヴィッチ監督は前節の鳥栖戦後、今節からのFC東京戦、広島戦、G大阪戦を「非常に重要なゲーム」と位置付けた。連敗を止めた鳥栖戦がその3試合を迎えるにあたり「自信につながる」(ペトロヴィッチ監督)試合であったのならば、FC東京戦はラスト5試合に向けて自信を深める試合と言えるだろう。
 FC東京とはリーグ戦で16勝6分7敗と相性が良い。敗戦のうち5敗が最初の5試合(01〜03年)であり、以降の成績は圧倒している。一方でミハイロ・ペトロヴィッチ監督就任以降は4勝4分1敗と大きく勝ち越しているが、引き分けも多い。槙野は「毎年何が起こるか分からない。2-0、3-0で普段なら前半で終わるゲームがひっくり返るような展開が毎年ある」と振り返る。確かに12年のホーム戦(J1第20節・2△2)は2点をリードしながら追い付かれ、一方では13年のホーム戦(J1第15節・2△2)では2点のビハインドから追い付いたこともあった。
 そんなFC東京戦を宇賀神は「基本、打ち合いになってしまう」と表現した。槙野もFC東京を「危険な攻撃をしかけてくるチーム」と評価した上で「僕らDF陣がいかに相手の良さを消すかが重要」と守備を意識する。今回は打ち合いを制すのではなく、相手の攻撃をゼロに抑え、完勝といきたいところだ。
 2ndステージ、年間勝点ともに2位につける浦和だが、2ndステージは首位・川崎Fと勝ち点で並んでいる一方、年間勝点は首位に勝ち点5差をつけられている。今節を消化すれば残り試合は5試合。これ以上差を広げられれば年間勝点の1位はかなり厳しくなる。スペクタクルなゲームを見せるに越したことはないが、いまの浦和に求められるのは強さ、そして結果だ。(菊地 正典)

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