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J1リーグ 第12節
9/17(土) 19:30 @ 豊田ス

名古屋
1
1 前半 1
0 後半 2
試合終了
3
G大阪

Preview 試合プレビュー

目標は違えども必要なのはともに勝利のみ

2016/9/16 6:00

■名古屋グランパス
状況は何も変わっていない。一つずつ勝利を

 大きな歓喜と少しの安堵のあと、名古屋の誰もが異口同音に発した言葉だった。
「たったの1試合に勝っただけで、まだ何も変わってはいない」(闘莉王)。
 前節・新潟戦(1〇0)で19試合ぶりの勝利を挙げ残留圏との勝ち点差を『4』に縮めた名古屋だが、年間勝点は依然として降格圏の16位。決勝点を挙げた川又が「(新潟戦の勝利は)終わった話」と言えば、主将の田口も「内容的にも耐える時間が長かったし、修正しなければいけない部分は多い」と口にしたように、チームの視線は当然のごとくこのG大阪戦に向けられてきた。
 14日の練習では新潟戦の主力メンバー+αと、それ以外に分かれて汗を流している。新潟戦では相手にボールを持たれっぱなしだっただけに、前者はポゼッションサッカーの習熟のためにポイントを確認。後者は非常に負荷の高いメニューをこなした。主力組の一人は「11人では勝てない。全員がチームの力になりたいと思ってやっている」と、今後の総力戦も見つめていた。
 状態が万全ではない闘莉王はどちらの練習にも参加。指揮官の指示に同調した形ではあるが、控え組に混じっても仲間を叱咤する姿に変わりはなく、全員戦力であることを伝えながら自身のコンディション向上を急いでいる。
 リーグ戦は残り6試合。ようやく手にした1勝は大きなエネルギーをもたらすはずだが、名古屋は「一つずつ集中して勝ち点を積み重ねていくしかない」(田口)。
 新潟戦にあったのは“絶対に勝つ”という全員の気迫と、それを後押しするサポーターの力。あのとき以上のサポートを受けるホーム戦の舞台で、全員が勝利への飢えを継続し、内容を向上させていけるか。一戦必勝、J1残留への道は自らの手で切り拓く。(村本 裕太)

■ガンバ大阪
闘将復帰の名古屋を警戒も守備には手ごたえ

 2年前の三冠王者が、その地力を見せ始めている。前節も甲府に先行される展開を強いられたが、2-1で2試合連続の逆転勝ち。「直接対決まで最低でも勝ち点2差を保っておきたい」と遠藤が話すように、首位・川崎Fをピタリと追走中だ。
 下位相手に取りこぼすことが少なかった長谷川ガンバだが、1stステージでは湘南(第15節・3△3)や名古屋(第17節・3△3)にホームで引き分け、勝ち点を逃してきた。2ndステージでは湘南(第10節・2○1)と甲府に勝ち切ったG大阪にとって、アウェイの名古屋戦も勝ち点3の奪取がマストの任務になる。
「名古屋より強い気持ちで戦うのが一番大事」と話すのは丹羽である。前節、19試合ぶりの勝利を手にした名古屋は闘将、闘莉王がチームを一変させている可能性は十分。「一つ勝ってどういうチーム状態なのか。こればかりはやってみないと分からない」と長谷川監督も、“別物”になった可能性がある名古屋への警戒感を隠さない。
 2ndステージでは浦和と並んで最少失点(9失点)の守備陣が大崩れすることはないだろうが、現在公式戦5試合連続で先手を取られているのがチームの課題。「ホームでもやられたクロスへの対応に気を付けたい」とGK東口は新潟時代の僚友、川又や矢野らを封じるつもりだ。
「いまは三冠のときのようにチーム全体で守備ができている。そう簡単にやられる気はしない」(丹羽)。背番号5の強気な言葉の根拠となるのがチームのストロングポイントでもある2列目のハードワークだ。阿部が左腓腹筋肉離れで戦線離脱したのはチームにとっては痛手だが、米倉の2列目起用や藤本らの奮起で乗り切りたい。
 佳境に向かうリーグ戦終盤。相性の悪いFC東京や敵地の浦和戦が控えるG大阪にとって、闘将が復帰した名古屋を叩けば、さらに勢いがつくはずだ。(下薗 昌記)

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