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J1リーグ 第14節
10/1(土) 14:00 @ パロ瑞穂

名古屋
5
2 前半 0
3 後半 0
試合終了
0
福岡

Preview 試合プレビュー

降格圏脱出へ前進か無念の降格決定か

2016/9/30 6:00

■名古屋グランパス
他会場は気にしない。自分たちが勝つことだけに集中

 風向きが変わりつつある。
 残留圏との年間勝点差はわずかに『1』。前節・仙台戦(2○1)で白星を挙げると、前体制時には『7』もの開きがあったその差は、いよいよ1試合差に縮まった。18試合未勝利を経験するなど降格圏に沈む名古屋だが、監督交代後は2勝1分1敗。今節勝利を収めれば、15位・新潟と14位・甲府の結果次第では、降格圏を抜け出す可能性も出てきた。
 ただし、チームは自分たちが勝つことだけに集中している。J2降格の可能性がある福岡を迎える難しさは間違いなくあるが、名古屋も勝ち続けるしかない状況。高いモチベーションを持つ相手に対し、球際のバトルなど気持ちの面で負けるわけにはいかない。仙台戦では2ndステージ初の複数得点を挙げるなど、指揮官の進めてきた戦術面は「試合を追うごとに良くなっている」(ジュロヴスキー監督)だけに、心は熱く、頭は冷静にプレーできるかが、今節最大のポイントとなる。
 メンバー構成においても不安要素は少ない。今週には全選手がピッチにそろい、指揮官も「いまはたくさんの選択肢がある」と良質な競争原理があることを口にする。矢野が出場停止となるSBは磯村の先発復帰が濃厚。「(福岡に)気持ちの戦いで負けないように」と口にして心と体を整えている。
「何より自分たちはホームでやれる。しばらくホームで勝てていないし、その意味でも、絶対に勝たなければいけない。そういう思いが強い」(磯村)。
 J1残留のため、奇跡を信じるサポーターのために。5月以来のホーム戦勝利&今季初の連勝で、他会場にプレッシャーを掛ける。(村本 裕太)

■アビスパ福岡
剣ケ峰に立つ福岡。あきらめない姿勢を結果で示す

 前節は神戸に敗れ(1●4)、ようやく抜け出したはずの最下位に1試合で逆戻りしてしまった。さらに、今節引き分け以下に終わり、新潟、甲府の結果次第では降格が決定するという剣ケ峰に立たされた。しかし逆に言えば、勝てば今節での降格は回避できる。「負けてしまったらと考えれば、そこで決まってしまう」と亀川が言うように、チームはネガティブな空気を排除し、懸命に気持ちを奮い立たせている。
 前節は左ひざ裏の痛みで出場を回避したダニルソンも、今週に入り全体練習に合流。ダニルソンの復帰で再び、三門をトップ下に配置することができる。勝利を挙げた2nd第12節・湘南戦(2◯0)のように、守備においてアグレッシブに前からプレスを掛けていくことが可能になるのは明るい材料だ。
 名古屋戦に向けて、井原監督を始め、ほとんどの選手から聞かれたのは闘莉王の存在だ。「闘将が加わることで雰囲気や球際の部分が変わっている」と城後が言うように、その存在が名古屋の雰囲気を引き締めている。その壁を打ち破る必要があるが、カギはスピードだろう。「スピードがある選手に強いイメージはない」と三門が言うように、闘莉王が不得手とする部分をチームとしてうまく突いていきたい。
 守備ではシモビッチの高さと永井の速さという身体的な長所を封じる必要がある。両者自体を抑えるのもさることながら、出し手となる闘莉王にもうまく制限をかけたい。引き過ぎればシモビッチをペナルティーエリア内に引き入れてしまうだけに、恐れずに前からしかける姿勢を見せなければならない。
 残留は厳しい状況だが、それも自分たち次第。あきらめない姿勢を結果で示し、可能性をつなげたい。(杉山 文宣)

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