■サガン鳥栖
積み上げたものが問われる一戦
前節(大宮戦・1△1)は豊田とエル・カビルに加え、マッシモ・フィッカデンティ監督も不在の中、勝ち点1を持ち帰り、5年連続のJ1残留を確定させた。しかし、ステージタイトルは極めて厳しくなってしまい、残り4試合に対してどういった目標を設定していくのかは大事な焦点だ。状況にかかわらず、目の前の一戦に集中して戦うことはフィッカデンティ監督が一貫して、選手たちに求めてきたものでもある。ステージタイトル、降格の両面から離れた状況だからこそ、今季積み上げてきたものが問われる一戦になる。(杉山 文宣)
■ベガルタ仙台
必要なのは勝ち点への執念
今季の仙台は“どの選手が出てもある程度ボールを支配できるチーム”としては大きく進歩した。だが“勝つチーム”としての成長は、ここ数試合停滞してしまっている。前節・名古屋戦(1●2)の惨敗を受け、リャン・ヨンギは「残留を目標にしているわけではないが、自分たちの立場を自覚してまず残留を決めなければ」と危機感を隠さない。メンバーをシャッフルした28日のミニゲームなど練習は引き締まっているが、本番でも実践しなければ意味がない。勝ち点3への執念それ自体が、この試合のポイントだ。(板垣 晴朗)