開始早々に讃岐先制も、早い時間の反撃で松本が逆転
立ち上がりは讃岐の記念すべきJ通算100ゴール目で始まった。開始早々、ロングボールに抜け出した木島徹がペナルティーエリア左に侵入しシュート。これをブロックした後藤はハンドの判定。PKを木島徹が確実に決め、たった1分でリードを奪った。
しかし、好発進もたった数分で逆転される。松本はサイドチェンジを有効に使いながら讃岐を揺さぶる。中央では1トップ2シャドーが藤井・エブソンのCBと駆け引きをしながらゴール前にスペースを作り始める。すると、7分に同点弾。左サイドからのクロスを高崎が頭で反らす。中央で工藤とエブソンが交錯して転倒したが、この状況を見逃さずに逆サイドから走り込んだ田中がこぼれ球を拾って迷わずクロス。このクロスにすぐさま立ち上がって反応した工藤が合わせ、瞬く間に同点に持ち込んだ。
その後も讃岐は後手に回る。14分、右サイドからのクロスに対して逆サイドから入り込んだ那須川の動きに反応し切れず、ペナルティーエリア内で仲間がファウル。獲得したPKを高崎にきっちりと決られて、あっさりと逆転を許す。30分にもFKのこぼれ球から飯田に押し込まれて3失点目。先制したにもかかわらず、気が付けば松本の一方的な展開に。
しかし、讃岐は前半終了間際に高木のミドルシュートから反撃。良い時間帯で1点差に迫り、後半は一進一退の攻防。松本リードも、まったくどうなるか分からない展開が続く。だが、ここでも讃岐は再びミス絡みで失点。最終ラインのビルドアップミスを工藤につけ込まれ、4点目を献上。これで完全に試合が決まり、松本が勝ち点3を積み上げて自動昇格圏の2位をがっちりとキープした。(柏原 敏)