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[特集③]勝負を決める可能性が高い先制点に注目/JリーグYBCルヴァンカップ 決勝 G大阪×浦和

2016/10/14 6:01


両チームの対戦では特に先制点が大きな意味を持つ

 過去、ナビスコカップの決勝戦では先制点を奪ったチームが約9割もの勝率を誇っている。昨季の決勝戦でもこのジンクスは生きており、先制点を奪った鹿島がカップを手にした。『ルヴァンカップ』と名称が変更になったとはいえ、先制点の重要性が減じることはないだろう。
 また、この2チームの戦いとなれば、さらに先制点の重みは増す。G大阪と浦和は過去リーグ戦で50回の対戦があるが、そのうち先制点を奪ったチームが勝ったケースが35回。引き分けが8度あることを踏まえれば、先制点を奪われたチームが逆転したケースは実に7回しかないのだ。J1草創期から対戦し続けている両チームにあって、この7回という数字はレアケースと言わざるを得ない。
 直近で逆転が起こったのは、2012年のJ1第14節。もう4年以上も前のことだ。このときはG大阪に先制を許した浦和だったが、29分に原口(現ヘルタ・ベルリン)のゴールで同点に追い付くと、後半ロスタイムには梅崎が劇的な決勝ゴールを挙げて逆転している。
 ただし、長谷川監督とペトロヴィッチ監督の対戦となった2014年以降は逆転劇は起こっていない。つまり、先制点を挙げたチームが100%勝っているのだ。
 大会の歴史、この2チームの対戦の歴史を見ても、今回も先制点が大きなカギを握ることは間違いない。ただし、覚えておかねばいけないことがある。この大会の決勝戦で逆転勝利を収めたチームは過去に二つしかないが、その一つがG大阪だということだ。

EG 番記者取材速報

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