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J1リーグ 第15節
10/22(土) 14:00 @ ユアスタ

仙台
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神戸

Column 試合前コラム

[神戸]勝利のカギを握る、“クワトロ”ボランチ

2016/10/21 6:00

 阪南大から今季加入したボランチの松下が18日にプロA契約を勝ち取った。一時、負傷で3カ月の離脱を余儀なくされたが、復帰して以降、2ndステージでは重要な役割を担っている。ただ、そのプレーポジションは多くの試合で本職のボランチではない。今季前半戦に左SBでプロ初先発を飾ったが、前節・川崎F戦(3◯0)では左サイドハーフで先発出場し、この中断期間も同ポジションに固定された。今節、反対のサイドを担うのがこちらも本職はボランチの三原。ニウトン、前田のボランチと合わせ、神戸の中盤にはボランチを本職とする4人の選手が並ぶことになる。
 サイドハーフ。このポジションのイメージはやはりアタッカーを連想する。ところが、松下と三原はともにドリブラーではなく、三原は生粋の守備職人で、松下はネルシーニョ監督がお墨付きを与える守備力を持つ。レアンドロ、ペドロ・ジュニオールの2トップを軸に速攻をしかけるチームスタイルは、中盤と最終ラインで組む[4-4]の守備ブロックの粘り強さがカギ。戦術の落とし込みのうち約8割を守備に費やすのが指揮官の流儀であり、2トップをより生かすための方策としてボランチ二人のコンバートが実現した。
 ただ、「攻撃はサイドハーフのプレーを求められているので、変に考えることなくプレーしている」と話す三原は、バランスに腐心するボランチの感覚をサイドのポジションで生かし、当初こそ戸惑いを口にした松下も「自分の役割を確認できた」と練習で成果を得た。中断期間の紅白戦や練習試合で二人はタイミングの良い飛び出しを何度も披露している。ニウトンの“オン・ザ・ボール”の良さを支える前田のホスピタリティーと合わせ、2トップの破壊力を後方支援する、神戸のドイスならぬ“クワトロ” (ポルトガル語で『4』の意味)ボランチにも注目したい一戦だ。(小野 慶太)

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