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[日本代表]参加者はGKのみ。日本代表候補GKトレーニングキャンプ/日本代表GKキャンプ

2016/10/21 15:40


Photos: © JFA
A代表レベルでは初めての試み。今後の競争の活性化にも期待

「大きな成功に終わったのではないか」とヴァイッド・ハリルホジッチ監督。3日間ではあったが、GKだけの合宿というのはA代表レベルでは初めての試み。4回の練習とミーティングで、参加した6選手に多くのメッセージを伝えるのが主な目的だったが、日本のGK指導者にも見学の機会を開放した。
「現代フットボールでGKが何をするべきかを見せられたのではないかと思う」(ハリルホジッチ監督)。1日目の午後はリカバリー、2日目の午前は筋力強化で、午後は前日の動画を見ながらのディスカッションを受けて1対1やクロスなどの対応、3日目はオフェンスとディフェンスをつけた状態でのポジショニングなど戦術要素の対応、アタッカーのプレッシャーをいなしながらのパスなどを行った。
 指揮官が「経験がすごくある。そして日本人のように優しい男でもある」と評価するエンヴィル・ルグシッチGKコーチは、それほど複雑なメニューを課すタイプではないが、一つひとつの基本にこだわりを見せ、練習ではミスを恐れずトライすることを求める。ハイボールをなるべく最高到達点でキャッチする、セービングは可能な限りキャッチングにこだわって、その上ではじく場合はしっかり遠くに飛ばすなど、シュミット・ダニエルが「一つのミスが命取りになることを再確認した」と語るとおり、丁寧な指導者という印象だ。そのシュミットにはグラウンダーのボールの処理の仕方、中村航輔には1対1で足に頼ってしまうことの指摘などを熱心に行っていた。
 15日のルヴァンカップ決勝で120分を戦った西川周作と東口順昭は2日目の午後練習のあとで途中解散、シュミットが2日目の午後練習で左足をひねり、3日目は大事を取って見学となったが、参加したGK6人がピッチ内外で刺激し合ったことは競争を活性化させることにつながるはずだ。(河治 良幸)

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