■アビスパ福岡
井原 正巳監督
今季を象徴するような形で失点してしまった
「今日はサポーターの皆さんのためにも絶対に勝って終わろうという話はしていたが、最後、ひっくり返されて敗戦ということで申し訳なく思っている。選手たちはこの3週間、モチベーション、気持ちの部分も複雑な中で、しっかりとトレーニングでハードワークしてくれた。今日のゲームを含めて残り3つあった中で、甲府は残留争いの厳しい中でのゲームで、われわれに対しても気持ちの部分も全面的に出してくるだろうということで、それに負けないように入ろうということでゲームに入った。ゲームプランとしても、甲府のやり方を選手たちもしっかりと理解した中でゲームはできていたと思う。セットプレーからの、ラッキーな部分もあり、ゴールを奪ってからも含めて、われわれのゲームができていたとは思う。ただ、今季を象徴するような形で、後半の2失点、カウンターからとセットプレーのこぼれ球での失点というのが、今季をとおして修正し切れなかったなと思っている。選手が厳しい、こういう状況の中でも勝利のために90分間やってくれたのは次につながると思うし、われわれはこういう状況でも残り2試合、アビスパのため、応援してくださるサポーターのため、チームのためにしっかりと(残りの)2試合を戦って今季を終えられるようにまた準備をしていきたいと思う」
DF 22 中村 北斗
勝たなければいけない試合だった
「(久しぶりの先発だが?)練習で意識したことを出そうと思って試合に入った。相手のミスで先制することができて、勝たなければいけない試合だったと思う。後半、自分たちのリズムを自分たちで生み出すことができなかった。ゴールキックも後半はほとんど相手ボールになったと思うし、その辺の意識を変えていかないと、1-0のゲームを1-0で終わらせたり、2-0にしたりすることは難しい」
■ヴァンフォーレ甲府
佐久間 悟監督
最後まで頑張ってくれた選手に感謝したい
「残留争いを象徴するゲームだったが、(ファン、サポーターの)皆さんの熱意とパワーで勝利をつかむことができた。アビスパは井原監督が素晴らしいチームを作り、J2を勝ち上がって今季J1で戦ってきたが、残念ながら前節で降格が決まってしまった。(中断期間の)鳥栖との練習試合をスカウティングに行ったが、どういう戦い方をしてくるのかは想像がつきにくかった。メンバー構成もどうなるのか分からなかったが、結果的にはCBを二枚入れ替えただけだった。ディフェンスラインから斜めにボールを入れることを要求していたが、要求したことが高過ぎたのか、それをやろうとして不用意な形でボールを奪われてカウンターを受けたことが何度かあった。そこで0-2、0-3になっていたらゲームは終わっていた。そこで入らなかったので、チャンスがあると思った。後半、ダヴィを入れてドゥドゥをどこに置くかベンチで議論した。そのあと、20分経って黒木を入れてワンボランチにして2トップにし、サイドで3対1の状況を作って攻略して、クロスを入れていこうとした。得点はこの形ではなかったが、クロスからのヘディングシュートはあって、得点が入るような形というか、シーンが見受けられた。残留争いの中、ベテラン選手がサッカー人生と意地とプライドを懸けて戦ってくれた。最後まで頑張ってくれた選手に感謝したい」
DF 16 松橋 優
疲れたが、勝って良かった
「(先制されたが)『ここで勝たないと』という危機感で乗り越えることができたと思う。流れが悪い時間もあったが、点は取れると思っていた。自分のサイドでカウンターを受けることが多かったので、疲れたが、勝って良かった。今日のピッチは、雨で芝生が柔らかくて畑みたいな感触で、ボールはつるつる滑って対応するのが難しかった。今日の勝利は大きいと思う」